「一つ下の世代だが…」サッカーU-23日本代表、佐野航大とチェイス・アンリ招集の理由は? 「我々のグループ中で…」
日本サッカー協会(JFA)は30日、パリオリンピック出場を決めているU-23アメリカ代表との2試合(6月7日、6月11日)に臨む、U-23サッカー日本代表メンバー25名を発表した。大岩剛監督は、初招集のMF佐野航大と昨年10月以来の代表復帰となったDFチェイス・アンリの20歳の2人について言及した。 【グループリーグ順位表】パリオリンピック(パリ五輪) 男子サッカー 組み合わせ VfBシュトゥットガルトのセカンドチームでプレーしているチェイス・アンリは、2022年4月に尚志高校から同クラブに加入。今シーズンはリザーブチームで26試合に出場し、2得点1アシストを記録するなど、シーズンを通して戦い抜いた。 一方、鹿島アントラーズの佐野海舟を兄を持つ、佐野航大は、昨夏にファジアーノ岡山からオランダのNECナイメヘンに加入。2列目の攻撃的なポジションやボランチを主戦場としてプレーし、海外挑戦1年目ながら公式戦6ゴール3アシストをマークした。 そんな成長著しい20歳の2人に対して大岩監督は、「2人とも非常にいいコンディションというリサーチのもと招集した。一つ下の世代の選手たちではあるが、我々のグループでもしっかりと活躍できる評価の下で招集した」と語った。 さらに佐野について質問を受けた大岩監督は、「オランダでの活躍は、説明する必要がない。彼のパフォーマンスや自信のようなものが、我々のグループ中でどう発揮してくれるか。競争力を挙げて、チームのレベルアップにつながるのではないかと思っている。初めての招集になるが非常に大きな期待をしている」と、オランダで評価を高める20歳について期待を込めた。
フットボールチャンネル編集部