県内新規就農者383人、9年連続で東北トップ!「お試し就農」「機械導入支援」などが奏功か
山形放送
今年5月までの1年間に県内で新たに農業に従事した人は383人で、過去最多となったことが県のまとめで分かりました。東北では9年連続でトップとなっています。 県のまとめによりますと、県内の新規就農者数383人で、前年度に比べ5人増えました。調査を開始した1985年以来、最多です。東北地方では9年連続で1位となっています。新規就農者のうち女性は93人で、7人増えました。年代別では20代以下が129人30代が102人、40代が99人、50代が39人、60代が12人、無回答が2人となっています。また作物別ではコメが最も多く117人、次いで野菜が83人、畜産が76人などとなっています。増加の要因として県は「お試し就農体験」による就農のきっかけづくりや機械・施設の導入支援を継続的に実施していることなどを挙げています。県では今後、市町村および関係団体と連携し、きめ細かな支援を実施して更なる新規就農者の確保を目指すとしています。