【実話】初任給がなんと手取り14万円!?物価高の時代に元駅員が鉄道会社のリアルを赤裸々に語る【著者に聞いた】
駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、X(旧Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。駅員のあるあるをテーマに描き、駅員の日常が垣間見えるような作品がそろう。今回は、ブログに投稿された「100日後にやめる駅員さん」の中から初任給をもらったときのエピソード漫画を紹介するとともに、著者に初給料を貰ったときの感想なども伺った。 【漫画を読む】初任給に驚きを隠せない駅員だが…!? 新卒でとある鉄道会社に就職し、人生初の給料をもらって喜ぶペン助。しかし、給与明細を見るとなんと手取り14万円。泊まり勤務もしているのに、その額面に驚きを隠せない様子。 すると、先輩がやって来て「鉄道業界は給料が低いんだ…」と話し始める。泊まりや時間外などの手当て、休日出勤をしてやっと人並みの給料だと言うではないか!? 働き始めたばかりのペン助には奨学金の返済もある。鉄道会社のリアルな給料を知って、将来に絶望するペン助であった。 ――ザバックさんが駅員の初給料を貰ったときの感想をお聞かせください。 初任給…なんですが鉄道会社に入って1カ月目は研修センターで座学ばかりだったので時間外労働や深夜手当が一切なしの基本給のみの初任給でした。ちなみに手取りだと11万円ほどです。「これはさすがに少ない(笑)」と笑えた思い出があります。 ――鉄道業界のリアルな給与面を知ってどう思われましたか? 鉄道に限らずバス会社の知り合いもいるのですが、やはり公共交通の仕事は安月給の会社が多いですね(一部除く)。今現在、鉄道会社やバス会社では離職率が高くなってると聞いてます。やはりこの物価高の時代に昭和のやり方では、いろいろと厳しいと感じますね。 新卒の初給料は人によってさまざまな思い出があるかもしれない。ブログやSNSでは、そのほかの駅員漫画がいくつも投稿されている。駅員に興味や関心がある人は、この機会にぜひ一度読んでほしい! 取材協力:ザバック(@theback_blog)