ラグビー日本代表のSH小山大輝、CTB梶村祐介。オールブラックス戦への意気込みを語る
梶村はPNCでは準決勝と決勝でベンチから出場を果たした。「日本代表の試合も久々で、時間は限られていたが、その中でインパクトを残そうと思ってプレーしたので、感触としては悪くなかった。(エディーさんは)アタックの印象の方が大きかったと思うが、ディフェンスの部分の変化は感じてもらえたと思う」と胸を張った。
また、実際に超速ラグビーを実際に体感して梶村は、「スタートからすごくギアを上げているので、60分以降のパフォーマンスの低下というのはすごく感じている。スピードラグビーをやっているので、どうしてもどこかでガス欠になってしまう」。
「そうならないために、しっかり80分のゲームの中でギアを上げるところと、少しコントロールする、テンポの強弱をつけないといけない。日本代表に入る前も思っていたし、実際にジャパンに合流してからもそう感じている」と話した。
今後、どういった点でコーチ陣にアピールしていきたいかを聞かれて、29歳とすでにベテランになりつつある梶村は、「代表の中で、そんな若い選手ではないので、特に意識しているのは、1回のチャンスの中でコリジョンエリアでのインパクトをしっかり残すこと」。
「ボールキャリーは自信があって必ず成果を残したいのと、ディフェンスではドミネイトタックルを狙うことをターゲットにしているので、今の自分の成長をしっかり試合の中で成果として出してみたい」と先を見据えた。
最後に2人にオールブラックス戦に対する意気込みを聞いた。小山は「オールラックスはカウンターアタックがすごく得意なチームだと思うので、アタックからディフェンスに変わった時の意識がすごく大事。自分たちがどこまで戦えるかはすごく楽しみだし、自分たちが今できる限りのことを出して勝ちにいきたい」と語気を強めた。
梶村は「昨季、リーグワンで長いシーズンを戦ってきて、オールブラックス戦に出られるだけのパフォーマンスは残してきたと思っているが、まずはチーム内の競争に勝たないといけない」。