滋賀県大津市で、保護司の男性が殺害された事件を受け、三日月大造知事は、保護司らの団体と面会し、意見交換を行いました。 　滋賀県の三日月知事は27日、県内で活動を行っている保護司らの団体などと面会しました。この面会は、大津市で先月、保護観察中の飯塚紘平容疑者（35）が、担当保護司だった新庄博志さん（60）を殺害した疑いで逮捕された事件を受け、知事が保護司の現状を知ろうと主催したものです。 　保護司からは、一人で支援することや自宅に招いて面談を行うことの不安や、保護司のなり手不足などの課題が知事に伝えられたということです。 　滋賀県は今後、意見を踏まえ、国と連携して保護司が活動しやすい環境を整えたいとしています。