【阪神】雨天中止で先発ローテ再編、29日伊藤将司、30日西勇輝 ビーズリーは7月5日DeNA戦
雨天中止を受け、阪神岡田彰布監督(66)は先発ローテーションを再編することを明かした。当初は西勇、伊藤将、ビーズリーの順に先発予定だった28日からのヤクルト3連戦。伊藤将の登板日は動かさず、登板が流れた西勇が30日の3戦目に登板する。2週連続で登板が飛んだビーズリーは、7月5日DeNA戦で6月15日ソフトバンク戦以来の1軍先発マウンドに上がる。 今季の西勇はここまで10試合で3勝3敗、防御率1・36と抜群の安定感を誇る。岡田監督も「ビーズリーも『西の方が今は調子いいから』って言っとったな(笑い)」と助っ人右腕とのやりとりを明かしていた。 前回の雨天中止となった23日には、すでに8勝を挙げている才木を「調子ええピッチャー優先でいかんとな」と週頭となる25日中日戦にスライドさせていた。今回も、調子がより重視されたローテ再編となる。 プロ16年目の西勇も登板日のズレは意に介さない。この日もブルペンに入って調整を行った。「雨だろうがスライドだろうが1回飛ぶだろうが、関係ない。やることは決まっている。普通通りにやって普通通りに調整して、やるだけかな」。前回登板では2000投球回も達成したチーム最年長右腕。ドッシリ構えてローテを支える。