『おむすび』佐野勇斗、念願の朝ドラ出演で「幅広い方に知ってもらえた」と喜び 人生初の丸刈り姿経験「意外と悪くないなって」
橋本環奈(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(総合午前8時ほか)に橋本の恋人役で出演中の俳優・佐野勇斗(26)がこのほど、東京都内で取材会に出席。念願の朝ドラ出演を果たした思いを語った。 連続テレビ小説の第111作目となる「おむすび」は福岡、神戸、大阪を舞台に、橋本演じる平成元年生まれのヒロイン・米田結(よねだ・ゆい)が、栄養士として人の心と未来を結んでいく”平成青春グラフィティ”。佐野演じる栃木県出身の四ツ木翔也は、大阪の星河電器に就職した社会人野球選手でメジャーリーガーを目指している。 朝ドラに出ることが夢だったという佐野。今回は高校球児の役もあり、人生初めての丸刈り姿を経験した。「生まれてこの方、髪の毛を短くしたことがなかった」そうで、周囲からは「意外と似合っているね」「モンチッチに似ているね」などの感想が届いたという。「最初は自分でそったんですけど、そりながら…意外と悪くないなって思いました」と振り返った。
ソフトボールとサッカーの経験はあったが、野球は「すごく好きで父とよく観戦してました」と明かす。「でも実際やってみると苦労しましたね。何度も練習して楽しさに変わりましたが、改めてプロの方々のすごさを感じることができました」。努力の成果で120キロ近くまで投げられるほど上達した。 劇中では、結が翔也のためにバランスのいいメニューを考える。「本当に僕は食にうとく、栄養も気にしていなかった。この作品で食事の大事さに気が付いた。今は野菜を食べています。筋トレもしているのでタンパク質も意識して取っています」とドラマのおかげで食生活も健康的に変化した。自身のパワーメシについては「ミソラーメン! 好きなんです」と宣言した。 朝ドラに出演している反響については「僕は年下のファンが多かったんですけど、球場で撮影しているとき、僕のおばあちゃんぐらいの世代の方々が30人ぐらいいて、『佐野君がいるらしいよ』って話し声が聞こえてきたんです。幅広い方に知ってもらえたと思ってうれしかったですね」と”朝ドラ効果”を喜んだ。 順調に交際を続ける翔也と結。しかし、20日に放送した第60話では、翔也が肩の故障を結に打ち明ける深刻なシーンが…。この先、2人の関係がどう進むのか、視聴者も目が離せなくなりそうだ。
中日スポーツ