パリ五輪メンバー発表後の初戦で125点のダブルスコア勝ち!バスケットボール女子日本代表史上、最多1万1624人の前でニュージーランドに快勝
◆バスケットボール女子・国際強化試合 日本125―57ニュージーランド(4日、東京・有明アリーナ) ■主将の林が号泣…歓喜のパリ五輪決定瞬間【動画】 パリ五輪の代表メンバー発表後の初戦に臨んだ世界ランキング9位の日本は同26位のニュージーランドに125―57(39―15、28―19、25―15、33―8)で快勝。女子日本代表の国際試合史上、最多動員となる1万1624人を沸かせた。6日も同じ有明アリーナで対戦する。 スタメンは馬瓜ステファニー(サラゴサ)髙田真希(デンソー)山本麻衣(トヨタ自動車)主将の林咲希(富士通)=福岡県糸島市出身、宮崎早織(ENEOS)。 第1クオーター(Q)は序盤から日本が攻勢に出た。馬瓜が先制点を挙げると、すぐさま山本が3点シュートに成功して林も沈めた。メンバーを激しく入れ替えながらも攻撃の手を緩めなかった日本が圧倒。39―15とした。 第2Qも勢いは止まらず、固く積極的な守備から相手のミスを誘って髙田らが得点を重ねた。町田瑠唯(富士通)も鋭いドライブから効果的な得点をマークしたほか、馬瓜エブリン(デンソー)は左の角度のないところから3点シュートを沈めた。67―34。 第3Qも序盤からターンオーバーから素早い攻撃を展開した。林はスティールから速攻で得点を挙げたほか3点シュートにも成功。流れを渡すことなく92―49。 最終Qも手を緩めない。林が2本の3点シュートを含めて一気に8点を量産。馬瓜もゴール下で強さを見せて価値ある得点を挙げるなど、最後まで圧倒した。 前回の2021年東京五輪では銀メダルを獲得した日本。悲願の金メダルを目指すパリ五輪では1次リーグ初戦に前回東京大会の決勝で敗れた米国と7月27日、ドイツと同31日、ベルギーと8月2日と顔を合わせる。決勝は8月11日。 バスケットボール・パリ五輪女子日本代表 吉田亜沙美(PG/165/アイシン) 髙田 真希(C/185/デンソー) 町田 瑠唯(PG/162/富士通) 宮澤 夕貴(PF/183/富士通) 本橋 菜子(PG/164/東京羽田) 林 咲希(SF/173/富士通) 馬瓜エブリン(PF/180/デンソー) 宮崎 早織(PG/167/ENEOS) 赤穂ひまわり(PF/184/デンソー) 馬瓜ステファニー(PF/182/サラゴサ) 山本 麻衣(PG/163/トヨタ自動車) 東藤なな子(SF/175/トヨタ紡織) 【注】かっこ内は左からポジション、身長、所属。ポジションはPGがポイントガード、SGがシューティングガード、SFがスモールフォワード、PFがパワーフォワード、Cがセンター
西日本新聞社