"4番より打てばそれで良い"ドラゴンズ逆襲のキーマン・中田翔選手がシン昇竜打線の核となる!
4番より打てば良い
2月沖縄。キャンプ地北谷に訪れたファンの視線は中田選手にくぎ付けとなり、話題をひとり占めにした。そして実戦が始まると、その期待感は高まり続け、一打席一打席が待ち遠しささえ感じられるようになっていった。まさにドラゴンズに待望久しいスラッガーのお出ましである。 中田選手「(ドラゴンズに移籍した)今の方が試合に出る喜びをすごく感じているので、とにかく試合に出場できれば打順は何番でもいいですね。4番じゃなくても4番より打てば良いんじゃないのかなと僕は思うタイプなので」 4番より打てば良い。とても深い言葉である。ホームランばかり打てば良いわけでないことも重々承知しているに違いない。ここという場面で相手チームから戦意喪失させる一打を放つことこそ役割だと認識しているはずだ。昨年まで彼の一打でどれだけ苦い思いをしたものか。それが今シーズンから味方になるわけだ。これほど頼もしい男はいない。 そして中田選手が背負うものは重い。でも彼しか背負われないはず。それはドラゴンズ再建という大仕事。野球人生をかけてバットを振りまくってもらいたい。 本拠地バンテリンドームで鳴り響く登場曲はファイターズ時代からおなじみのビーグルクルーの「My HERO」。さあ、見せてくれ!とっておきの"翔タイム"を! がんばれ中田翔! がんばれドラゴンズ! 燃えよドラゴンズ! 竹内 茂喜
CBCテレビ