佐藤健×Fukase『はたらく細胞』本編&アクションメイキング入りアフタートーク映像
細胞を擬人化して描く同名漫画の実写化、永野芽郁=赤血球、佐藤健=白血球(好中球)をW主演に迎えた『はたらく細胞』。この度、佐藤とFukase(SEKAI NO OWARI)による超絶バトルシーンの本編映像の一部やメイキング、2人が撮影をふり返るアフタートークを収録した特別映像が到着した。 【写真】永野芽郁“赤血球”&佐藤健“白血球”『はたらく細胞』 永野と佐藤のほかにも、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、深田恭子、板垣李光人、片岡愛之助、小沢真珠ら豪華メンバーが個性的なキャラクターを演じている本作。特に大きな話題を集めているのが、白血球(佐藤)と、はたらく細胞たちの最大の敵・異常細胞(Fukase)による超絶バトルシーン。 赤血球や白血球ら細胞たちが日夜はたらく漆崎日胡(芦田愛菜)の体内では、細菌たちのほか、異常細胞が出現。白血球を「お兄ちゃん」と呼び、同じく真っ白な姿をしているが、その頬には不気味な血管のような模様が走り、禍々しいオーラを放つ。 映像では、絶叫しながら猛スピードで突撃し、白血球の攻撃を大跳躍でかわしながら反撃に転じる、戦闘力の高さを見せつける異常細胞のシーンも。Fukaseは「人生史上最も速く動きました」とふり返り、佐藤も「すごく速く動いてたよ」と絶賛。 佐藤の本作アクションにかける熱意には並々ならぬものがあり、自ら『るろうに剣心』シリーズの大内貴仁に声をかけ、アクション監督として共に超絶アクションを作り上げていったほど。目指したのは「細胞ならではのアクション」だといい、「普通の人間同士が戦うアクションをこの作品でやってもしょうがないと思っていたので、みんなでアイディアを出し合って、人体の中だからこそ表現できることをアクションシーンに詰め込みました」とこだわりを明かしている。 撮影現場では、佐藤が「もっと(全力)で来ていい」と声をかけ、Fukaseが「もっといっちゃっていいの!?」と聞き返すやりとりも。中でも佐藤が見どころとして挙げているのが、異常細胞が白血球の首を絞めるシーン。「『全然遠慮しないで』っていう話をして、本当に僕がただただ首を絞められている10秒ぐらいがあるので、そこは注目して見て欲しいですね」と見どころを語る。 異常細胞についてFukaseは「根っからの悪ではなく、自分の運命によって変わってしまった役だったので、悪役を演じるっていう気持ちは無くすようにしていた」と役作りについても言及。佐藤は、同情の気持ちがありつつも、白血球の仕事として倒さなければならないという葛藤について語り、「でも、派手なアクションの中に人間ドラマというか感情のやりとりがちゃんと映っているし、伝わる仕上がりになっていたのでそれはすごく嬉しかったですね」とコメントしている。 『はたらく細胞』は公開中。
シネマカフェ シネマカフェ編集部