「産んでくれてありがとう」子どもからの手紙に涙…「最後の1年」児童14人が感謝の会 閉校まで10日
具は切り干し大根と野沢菜。 アドバイスを受けながら全員で200個、作りました。 6年生・小林栗守さん: 「みんながおいしく食べて笑顔になれるように(作った)」
信更いっぽ工房のスタッフ: 「皆さんお疲れさまでした。おやき作りうまくいった?」 「ここでおやつ替わりにいいですか?」 児童: 「いえーい」 2年生・柳沢みちるさん: 「おいしい」
迎えた「感謝の会」当日ー。 児童: 「全力で楽しむぞ、おー」 体育館には住民や保護者、およそ50人が招かれました。
射的に、魚釣り、マッサージも。 児童一人ひとりが考えた「お店」です。
住民: 「気持ちいいよー、硬いですか?」 4年生・庭山翠惺さん: 「うん」 住民: 「じゃあ柔らかくしてください。すいちゃんの細い親指が」 4年生・庭山翠惺さん: 「手が痛くなる」 住民: 「がんばれ!だって何人も来るよ、これから」 住民: 「かわいい手で、でもすごい気持ちよかったです。普段は誰にももんでもらえないのでうれしかったです」 4年生・庭山翠惺さん: 「(なぜマッサージを?)肩凝っているかと思ったから。いつも見守ってくれてありがとう(と伝えたい)」
6年生・唐木結愛さん: 「これはみんなで感謝の気持ちを込めて作りました、これは信更小にしかない1つの贈り物なので、皆さん大事に持ち帰ってください」
児童からのプレゼント。 校章をかたどったクッキーに地元産のリンゴを使ったパイ。そして児童手作りのおやきも入っています。 プレゼントをもらった住民: 「すごいうれしいです。食べるのが楽しみです」
スクリーンに映し出された動画。 児童はこの1年、信更町の良さを発見しようと「総合の時間」を使って自分たちで育てた野菜を使ったピザ作りや星空観察の様子を撮影。 この日のために編集も児童が行いました。
4年生・唐木心結さん: 「心配だったけど、実際スクリーンで見たら意外とできているなと思ってうれしかった」