去就はどうなる…? 現在フリーの日本人選手(6)監督と一触即発? 35歳の元日本代表の行先は
いよいよ今週末、欧州リーグの2024/25シーズンが続々と幕を開ける。今夏、新天地への移籍が決まった選手たちがいる一方で、前所属クラブを退団してから新しい所属先が決まらず、いまだ“就活中”の選手たちも存在する。今回は、現在フリーの日本人選手6人をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
FW:金崎夢生(かなざき・むう) 生年月日:1989年2月16日 前所属クラブ:FC琉球(日本) 2023リーグ戦成績:22試合1得点3アシスト 35歳になった金崎夢生は、FC琉球を昨季限りで退団してからキャリアの更新が止まっている。 自身7クラブ目となる琉球に加入したのは、2023年2月のことだった。J3リーグを戦うチームをJ2に引き上げるべく奮闘したが、2023シーズンはリーグ戦22試合に出場して1得点3アシストと期待されたような成績を残すことはできず。2024シーズンの契約が更新されることはなかった。 金崎はこれまで、Jリーグでは名古屋グランパスや鹿島アントラーズといった強豪クラブで活躍。また、ドイツとポルトガル(2013年にニュルンベルク、2013~2016年にポルティモネンセに在籍)でも経験を積み、常に進化を続けてきた。その野性味あふれるプレースタイルと勝利を追い求める気持ちは凄まじいものがあり、鹿島時代には途中交代をめぐって当時の石井正忠監督と一触即発の空気となるなど、ときに熱い一面がスパークしすぎる瞬間も。ただ、その後すぐに監督へ謝罪する誠実さも金崎の魅力の1つと言えるだろう。 「チームを勝たせたい」男の真っ直ぐなプレーを、もっとピッチ上で見ていたいと願うファンは少なくないはずだ。新天地決定の吉報を待ちたい。
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