日経平均は3日続落、414.69円安の「39,190.40円」で取引終了…投資家たちの「利食い」が広がった理由【1月10日の国内株式市場概況】
2025年1月10日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
1月10日の日経平均株価は、前日比414.69円安の39,190.40円で取引を終え、3日続落となりました。中国事業の不振が嫌気されたファーストリテイリング〈9983〉が1銘柄で指数を301.85円押し下げています。そのほか、日本時間今夜10時半ごろ発表される12月米雇用統計の結果を控えて、国内では3連休が重なることもあり、当面の利益確定売りが出やすかったとみられています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが41銘柄、値下がりが183銘柄、変わらずが1銘柄。 日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、TDK〈6762〉、KDDI〈9433〉、中外製薬〈4519〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、7&iHD〈3382〉、HOYA〈7741〉、NTTデータ〈9613〉、任天堂〈7974〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は17億3,600万株、売買代金は4兆2,835.12億円となり、前日と比べて減少。 業種別では、その他製品、金属製品、精密機器、水産・農林業が上昇した一方、海運業、輸送用機器械、医薬品、保険業、銀行業などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が久光製薬〈4530〉で+612円(+15.13%)の4,656円、2位がSansan〈4443〉で+246円(+11.19%)の2,445円、3位が三光合成〈7888〉で+64円(+10.56%)の670円となりました。 一方、値下がり下位は、1位がGMOインターネット〈4784〉で-80円(-8.72%)の837円、2位がテイクアンドギヴ・ニーズ〈4331〉で-69円(-6.93%)の926円、3位が三井金属〈5706〉で-330円(-6.80%)の4,524円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは12銘柄、年初来安値を更新したのは35銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部