エバースが「NHK新人お笑い大賞」で初タイトル獲得、マジでデカい
本日10月27日に東京・イイノホールからNHK総合で生放送された「令和6年度 NHK新人お笑い大賞」で、エバースが優勝。終演後に設けられた囲み取材の場では、自身初タイトル獲得の喜びや、「M-1グランプリ」への意欲を語った。 【写真】ネタを披露するエバース 結成10年未満(ピン芸人の場合は現在の活動を開始して10年未満)を対象とするコンテスト「NHK新人お笑い大賞」。今年は予選に参加した総勢290組の中から、エバース、オーサカクレオパトラ、かが屋、ジョックロック、スタミナパン、軟水、やました、ラビットラの8組が本選に進出した。 Aブロックでは軟水、エバース、ラビットラ、オーサカクレオパトラ、Bブロックではかが屋、ジョックロック、やました、スタミナパンの順でネタを披露。渡辺正行、大平サブロー、清水ミチコ、よゐこ濱口、YOU、ガクテンソク奥田、放送作家の樅野太紀という審査員7人のうち、Aブロックで4票獲得したエバースとBブロックで4票獲得したジョックロックが勝ち上がり、最終決戦では5票集めたエバースが大賞に輝いた。 エバースは2016年結成。今年は「ツギクル芸人グランプリ」「ABCお笑いグランプリ」や、来る11月9日(土)開催の「マイナビLaughter Night」(TBSラジオ)第10回チャンピオンライブで決勝進出を果たしている。なお「令和6年度 NHK新人お笑い大賞」はNHKプラスで見逃し配信中。 ■ エバース インタビュー(全文) ──今年出場された賞レース決勝ではあと一歩のところで敗退していましたが、ついに初タイトル獲得です。 町田:マジでデカいです。これ獲れてる獲れてないは、今後の賞レースでもだいぶ違うので、マジうれしいです。 佐々木:決勝に行って負けることが続いていたので、負け癖がつかないうちに優勝できてよかったなという気がします。 ──今日の本番にはどんな心持ちで臨みましたか? 町田:賞レースに慣れてきたというか、いつもよりは落ち着いてできたと思います。 佐々木:今まではテレビスタジオで、観覧席にお客さんがいるみたいな感じだったけど、今日はわりかし普段のライブに近い会場だったので、普通の寄席だと思ってやろうくらいの気持ちでやりました。 ──ほかの賞レースでは噛んでしまって悔しい部分もあったかと思います。今日の出来栄えはいかがでしたか? 佐々木:(今日も)噛んでたけどな、町田……。 町田:ちょいちょいありましたけど、体調はマジでよかったです。体調はマジでよかったです今日。 佐々木:噛んでたけどな。 町田:体調が本当によくて。こんないい日あるか?くらい体調よかったので、ちょっと噛みましたけど、そこは体調で。 ──佐々木さんご自身のパフォーマンスはどうでしたか? 佐々木:だいたい、町田がテンパってるなというときは落ち着けるほうなんですよ。なので、今日は落ち着けましたね(笑)。 町田:2本目なんか特に、(佐々木は)かなり落ち着いてるなっていう印象でした。引っ張り上げてくれてたっていう感じでした。 ──今回のネタ選びの理由は?(1本目「利き手」、2本目「タバコ」) 佐々木:(この大会の)予選にはおととしくらいから出ていて、その2年で「こういうネタで本選に行けなかった」というのも考慮して、1本目こういう系のほうがいいかなと考えて。2本目はある程度2人の関係性とかが伝わった状態で見てもらえるので、タバコのネタとかがいいかなと思ってやりました。 ──お客さんの年齢層が幅広い大会です。 町田:1本目がどの世代もわかるネタなので、それをやれたのがよかったかなと。 ──1本目勝ち上がったときの気持ちは? 佐々木:急に現実味を帯びました(笑)。ブロックで勝ち上がるかもわからなかったので、「もうあと1回勝てば優勝じゃん!?」みたいな、一気に現実味を帯びてちょっと緊張しましたね。 町田:僕は、意外と落ち着いてましたね。はぁあぁやばいやばい!というよりは、「あ、いっちゃうかもな?」というテンションになりました。 ──NHKで出たい番組は? 佐々木:「天才てれびくん」。 町田:一緒です。 佐々木:「天才てれびくん」のMCみたいな位置。 町田:僕ら「天才てれびくん」世代なんで。 佐々木:いや全員そうだろ(笑)。 町田:そっか、世代とかないか(笑)。すいません。 ──子供と一緒に。 町田:やったことないので。意外と僕子供としゃべれるんです。しゃべれなそうで、意外としゃべれます。子供が僕に気使わないので。けっこう対等にしゃべれるので、「子供としゃべれる」っていうのはアピールしておきたいです。 ──次は「M-1」。 町田:この勢いで行きたいですね。 佐々木:今年の賞レースは「M-1」以外ほぼ終わってるくらいなので、あとは年末、笑って終われるようにって感じですね。 町田:NHK背負っていきます。僕らが優勝とかしたら、「NHK新人お笑い大賞」のレベルが高かったってなりますもんね。 佐々木:来年の「NHK新人お笑い大賞」のオープニング映像で使われたいです。 町田:あれ一番カッコいいからな。 ──かが屋とは、今年同じ賞レースで決勝進出したり、(加賀が)帯のラジオ番組のパーソナリティ仲間だったりします。意識されましたか? 佐々木:決勝行くたびにいるなあっていう印象です。勝手にちょっとライバル意識じゃないですけど、ちょっとしちゃってますね。 町田:今度の「マイナビLaughter Night」のチャンピオン大会でも一緒で。まだ直接は当たっていないので、そんなんもやって、盛り上げていきたいですね。J-WAVE。 ■ NHK新人お笑い大賞 NHK総合 2024年10月27日(日)16:40~18:00 <出演者> Aブロック:軟水 / エバース / ラビットラ / オーサカクレオパトラ Bブロック:かが屋 / ジョックロック / やました / スタミナパン 審査員:渡辺正行 / 大平サブロー / 清水ミチコ / よゐこ濱口 / YOU / ガクテンソク奥田 / 樅野太紀 司会:フットボールアワー / 浅田春奈(NHKアナウンサー)