年末年始に韓国に旅行する人のために 「言葉は」「交通は」「マナーは」韓国旅行ベテランの記者が見た聞いたリアル
■タクシーのぼったくり撃退法 たとえばタクシーで何十倍という金額を請求されたことはありませんが、微妙におつりをくれないとか、遠回りをされるとか、ちょっと行き過ぎて戻るということもあります。面倒なので、200円くらいのことなら、最初からおつりをもらわないと決めています。せっかくの旅行を200円で感謝されるか、ぼったくられていやな思いをするか、払っている金額は同じですから…もちろんちゃんと正しい金額で決済してくれるに越したことはありませんが…これに対しての対策はやはり配車アプリを活用することです。それでも流しをつかまえたときには、「念のため」運転手の識別票をスマホで撮影しておくとよいでしょう。やはり、忘れ物などがあったときも手がかりになりますので。 ■・「秘密のお部屋」!?ぼったくり、買い物編 ソウルの観光地とくにミョンドン(明洞)は注意、いえ、警戒が必要です。店のなかにはいちど入るととにかく高額な商品を勧められ出してくれない、ちょっとした買い物で逃げたつもりがとんでもない金額でカードの請求が来るなど「被害」と呼べる状況を目の当たりにしています。筆者は慣れているので振り切ることもできますが、とくにはっきり断ってこない日本人は絶好の「カモ」といえます。こうした悪意のある業者は、日本人特有の「せっかくだから」「わるいから」という心理をよく知っています。また、名刺などを大切に扱い、きちんとした「刷り物」を信じるという心理もよく知っています。マスクパックを渡してくる人には絶対について行かないように。日本語が聞こえても振り返らない、反応しないというのを心がけてください。もし、ミョンドンで化粧品を買うのでしたら、そのブランドのいわゆる「旗艦店」がありますので、そちらに行ってください。 ちなみに、びっくりしたのは、韓国ではよく格安で靴下を売っています。有名キャラクター(にしか見えない絵柄)などがプリントされていますが、安いのでお土産にいいかなとおもったら、実は偽ブランド品の業者で「秘密のお部屋」というところに連れて行かれます。けっして暴行脅迫はありませんが、断るのが苦手な人は何か買わされるかもしれません。テレビ局の記者が書いているので当然ですが、偽ブランド品を国内に持ち込むことは違法です。購入することもこうしたことに加担するものと心得てください。
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