【毎日ベスト3】日刊スポーツDB班が選ぶ特注調教タイムベスト3
<日刊スポーツDB班が選ぶ特注調教タイムベスト3> <1>インユアパレス(土曜京都10R貴船S) 10月30日水曜の栗東坂路で4ハロン54秒1-11秒8を計時。ラストの2ハロンは11秒6-11秒8で、不良馬場だったこの日、2ハロンとも11秒台で駆け抜けたのはこの馬だけだった。 前走の2勝クラスは、後方から上がり最速の末脚で1番人気に応えて勝利した。今年2月のダート転向後は5戦4連対で、掲示板を外していない。今回の舞台となる京都ダート1200メートルでは2戦2勝で、昇級戦のここもあっさり突破するとみた。 <2>クァンタムウェーブ(日曜京都9Rもちの木賞) 10月30日水曜のCウッドで3頭併せ。6ハロン78秒4-37秒4-11秒8の好時計で、2頭の古馬を相手に最先着した。6ハロンはこの日の1番時計。23日の1週前追い切りでは古馬オープン馬と併入しており、仕上がりは文句なしだ。 前走の新馬戦は好位追走から3角で2番手に上がると、上がり最速の脚を使って2着に3馬身半差の快勝。素質の一端を示した。もちの木賞は、勝ち馬からクラウンプライドやデルマソトガケなど活躍馬が多数出ている出世レース。将来の飛躍へ、第1歩を踏み出すか。 <3>テンクウハット(日曜京都12R) 10月30日水曜のCウッドで、長めからラストを伸ばして6ハロン87秒7-38秒8-10秒9。この日のCウッドでラスト10秒台はこの馬と、併せた2歳新馬プレスジャンケットの2頭だけだった。 5カ月ぶりだった前走は、好位から運んだものの13着に大敗。中京も合わなかったか。今回の京都芝1600メートルは、3歳時に内回りとはいえ3着がある舞台。さらに、鞍上は乗り慣れた太宰騎手に戻る。たたき2走目の上積みも加味すれば、見直しが可能だ。 【先週の結果】 <1>ダノンスコーピオン 土曜京都11RスワンS 9着(11番人気) <2>チェイスザドリーム 日曜新潟11RルミエールAD 3着(4番人気) <3>コントリビューター 土曜京都7R 6着(8番人気) ◆日刊スポーツDB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。