〝問題児〟ガルシアvs安保瑠輝也、初のフェースオフ会見は一触即発 ガルシア「世界戦と同じような準備で」
ルールについての質問にはガルシアが「日本でやるし、安保に少しでも希望を与えないといけないので、今回は153ポンド(69・4キロ)契約で試合をする。あとは、1ラウンド2分。彼が一生懸命できるであろうという希望を与えるためにこういったルールになっている」と説明した。
〝問題児〟のガルシアは4月に米ニューヨークで行われたWBC世界スーパーライト級タイトルマッチの前日計量で3・2ポンド(約1・45キロ)体重超過。強行された試合では王者のデビン・ヘイニー(米国)に2-0の12回判定勝ちしたが、試合後にドーピング違反が発覚。無効試合となり、ガルシアには1年間の試合出場停止処分が科されている。
会見の締めのコメントを求められると安保は「日本のサムライスピリットを見せて、必ずこのメッキでかぶせられたキングを退治するんで、日本の皆さん、そしてアメリカの皆さん、必ずエキサイトする試合をするんで、応援をよろしくお願いします」とアピールした。
ガルシアは「すばらしいエキサイティングな試合、確実なフィニッシュが見られることを約束する。安保はここで終わりだ。この試合が終わったら、誰も安保についてしゃべることはない。自分が勝って次に進むだけ。大みそかに日本でたくさん遊んで、おいしいラーメンを食べて、とにかく日本を満喫して帰りたいと思う」と自信満々だった。
ガルシアは18日(日本時間19日)に自身のSNSでこのエキシビションマッチを発表。RIZINの榊原信行CEO(61)も20日の東京都内での会見で正式発表していた。ガルシアのプロ戦績は26戦24勝(20KO)1敗1無効試合。