人気芸人 モノマネ卒業宣言も周囲の説得で踏みとどまる かつて格下の同期・令和ロマンの大躍進が原因
お笑いコンビ・ラパルフェが、27日放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演。都留拓也が、得意とするモノマネに関し「やめたい」と悩みを明かした。 【写真】動かざること山のごとし 武田信玄のモノマネにドヤ顔の都留拓也 ラパルフェは数多くの人気芸人を生み出してきた早大のお笑いサークル「LUDO」出身で、2016年に大学お笑いサークルNo.1を決める賞レースで令和ロマン、ラランドを倒して優勝。当時はモノマネを用いない純粋なコント勝負で闘っていたという。 その後、鳴り物入りでプロとなったが、都留は俳優・阿部寛や映画「トイ・ストーリー」のウッディ、経済学者の成田悠輔氏ら、多くのモノマネレパートリーを誇っており、そちらが注目される展開に。その現状に都留は「モノマネのいろんなデカい番組に出させてもらってるんですが…、初めて言うんですが、モノマネを辞めたい!」と宣言した。 ハライチ・澤部祐が「もう無理だよ…」とツッコむ中、都留は「もともとコントをやってたんですよ。業界に入ったきっかけが、バナナマンさんとか東京03さんみたいな作品を作って笑わせて、それで食べるみたいなことがやりたくて入ったんですけど、予定と違うというか」と説明。平成ノブシコブシ・吉村崇は「何回かモノマネ番組一緒に出てるけど、なんか今腑に落ちたというか、目、死んでるよね」と指摘した。 本格的にモノマネを辞めたくなった理由として、都留は「令和ロマンが昨年『M-1』で優勝しまして、自分たちの理想型と言えばそうだったんですよ。令和ロマンが同期で優勝してしまって、すごいメンタルになっている」と告白。オードリー・若林正恭は「初めての『鼻を折られる』って感じなんですね…」と語った。 都留はモノマネの弊害として「イメージが尽きすぎてコントが全く受けない」「コントでやる役柄が狭まってしまう」「モノマネ漫才はある程度受けるが賞レースで評価されない」「『モノマネ脳』になり、『お笑い脳』が劣化していく」などと説明。だが、出演者や相方の尾身智志にも「モノマネを続けるべき」と指摘されて混乱状態になに。結局、周囲の説得を聞き入れる形で「モノマネは捨てずに、コントも両立しながら精進」という結論に至った。