広島・安芸高田市前市長の石丸伸二氏「政治が三流であれば経済も三流に」都知事選公約発表
東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に出馬表明している広島県安芸高田市前市長の石丸伸二氏(41)が17日、都庁で会見し、「政治が三流であれば経済も三流に落ちる」として、政治再建と都市開発、産業創出を三本柱とする公約を発表した。 【写真】都知事選のポスター掲示順、番号「1」なぜこの位置に? 石丸氏のスローガンは「東京を動かそう」。3つの柱を同時に手掛けながら、まずは政治再建を進めるという。具体的にはAI(人工知能)を使って幅広い意見を集約し利権政治から脱却するとした。 その上で、「今、日本の地方が衰退し、東京が支えている。この構造は持続可能ではない」と指摘。「この社会を立て直していくのは経済の力。東京から経済強国として生まれ変わる」と強調した。また、東京一極集中に対しても「東京の過密を解消し住みやすくする」とした。 都知事選には3選を目指す小池百合子知事(71)、参院議員の蓮舫氏(56)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)ら50人以上が出馬の意向を示しており、都知事選としては過去最多の立候補となることが確実視されている。