日陰の庭やベランダでもキレイが叶う!日当たりイマイチでも育てられるオシャレな多年草6選<日陰のガーデニング>
ガーデニングにトライしたい! と思いながらも、お庭やベランダの日当たりがイマイチで、何となく諦めてしまっている人は少なくないでしょう。 【写真12枚】日当りイマイチの庭でもキレイが叶う!カラフルリーフの「ヒューケラ」、繊細でデコラティブな「セイヨウオダマキ」など 「日当たりがよくないと植物は育てられないのでは?」と思うかもしれませんが、植物のなかには日当たりがよくない場所で育つものもあります。 自宅の庭が明るい日陰、あるいは1日の半分しか日が当たらないような場所なら、このような植物を植えてガーデニングを楽しむのもおススメです。 そこで今回は、日当たりに恵まれない庭やベランダでも育てられる植物について参考価格とともに紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する6つの植物
1. ヒューケラ ・学名:Heuchera ・分類:ユキノシタ科ツボサンゴ属 2. セイヨウオダマキ ・学名:Aquilegia ・分類:キンポウゲ科オダマキ属 3. アジュガ ・学名:Ajuga ・分類:シソ科キランソウ属 4. ヒメシャガ ・学名:Iris gracilipes ・分類:アヤメ科アヤメ属 5. アスチルベ ・学名:Astilbe ・分類:ユキノシタ科チダケサシ属 6.ラミウム ・学名:Lamium ・分類:シソ科オドリコソウ属 「日当たりの悪さが気になるお庭やベランダでも、キレイが叶う」そんな植物を探してみませんか? 悪条件でもとびきりステキなガーデンを作りたい! そんなみなさんのために、とっておきの多年草を6つ、紹介します。次でじっくりと見ていきましょう!
【日陰のガーデニング】日当たりイマイチな庭やベランダでも育てられる植物6選
●ヒューケラ ヒューケラはレッドやブラウンオレンジ、ライトグリーンなど、さまざまな葉色が楽しめるリーフプランツ。春には花も咲かせます。 美しい葉色は直射日光が苦手なので、明るい日影などが生育場所に適しています。寒さにも強く、冬もカラフルな葉を枯らすことがないので、庭が寂しくなりにくいのも嬉しいポイントです。 ※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗) ●セイヨウオダマキ 華やかで美しい花姿が楽しめるセイヨウオダマキ。ヨーロッパが原産のオダマキで、日本原産のミヤマオダマキよりも花が大きく、草丈も高めです。 基本的には明るい日陰で育て、夏は直射日光や多湿に気をつけるようにしましょう。開花期は5~6月ごろです。 ※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗) ●アジュガ グランドカバーにも重宝するアジュガは、4~6月にピンクやパープルの花を咲かせる多年草です。葉が銅葉カラーの品種は特にオシャレで、「アジュガ・チョコレートチップ」などの品種があります。 横に広がるようにして育ちますが、根が浅いので広がって困るときは引き抜きましょう。 ※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗) ●ヒメシャガ 初夏に美しい花を咲かせるヒメシャガは、明るめの日陰でも育てられる多年草です。同じアヤメ科のシャガは常緑性で草丈も高いのですが、ヒメシャガはサイズが小さいのでコンパクトな庭でも育てやすいのが特徴です。 鉢植えにも適しているので、ベランダでも栽培が可能です。 ※参考価格:600~800円前後(3号ポット苗) ●アスチルベ フワフワとした花穂が美しいアスチルベは、初夏のガーデンをオシャレに演出する多年草。円錐形のホワイトやピンクの花穂が明るい雰囲気で、ガーデンのアクセントとにもおススメです。 日陰でも育てることができる上、雨にも強い性質です。夏の高温や乾燥が苦手なので、地植えにする場合は生育場所をよく選ぶようにしましょう。 ※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗】 ●ラミウム オシャレなリーフプランツとして寄せ植えにも重宝するラミウムは、美しい葉色が楽しめる多年草です。日陰でも育てることができる植物で、初夏には素朴な花も楽しめます。 グランドカバープランツとして育てられることもあり、環境が合うと広がって増えてしまう場合もあります。増やしたくない場合は根域を制限するか、こまめに引き抜くなどの管理が必要です。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は日当たりに恵まれない庭やベランダでも育てられる植物について紹介しました。 ご紹介した植物は日当たりに恵まれない庭やベランダでも育てられますが、花を楽しみたい場合は日光が必要になる場合もあります。少しの間でも日が当たる場所があれば、花を楽しみたい植物を優先的に配置するようにしましょう。 葉だけを楽しむなら、より日陰に適応しやすい植物はあります。近年は葉色がカラフルな植物、斑入りの植物など、さまざまなリーフプランツが登場しているので、組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。
LIMO編集部