阪神 高橋遥人は650万増の2500万円で更改 巨人、DeNAへメラメラ「圧倒できるように」
阪神の高橋遥人投手(29)は西宮市内の球団事務所で26日、契約更改交渉を行い、650万増の2500万円でサインした。(金額は推定) 【写真】会見で一息つく高橋 両手をホッペに付ける愛くるしい姿 22年4月に左肘のトミー・ジョン手術、昨年6月には左尺骨短縮術と左肩関節鏡視下クリーニング術を受け、育成契約を経て、今年7月に支配下復帰。8月11日・広島戦(京セラ)で1009日ぶりの1軍公式戦登板を果たし、3年ぶりの白星をつかむなど5試合に先発。4勝1敗、防御率1・52で終盤のリーグ優勝争いに貢献した。 球団からは「手術して戻ってこられてよかった。後半それなりによく投げてくれた」と話があったといい、「思ったよりは評価していただいた」と感謝した。 ただ、今季はシーズン最終登板となった9月23日・巨人戦で敗戦。10月13日のCSファーストS・DeNA戦でも5回4失点で敗戦投手となった。リーグ優勝、日本一を逃し、「自分の持ってるボール投げた試合なので、力負けしたなと。期待以上で返すのがいいピッチャーなので、そこでも負けてるし、投げるボールもはじき返されるので。やり返したい気持ちはあります。圧倒できるように頑張りたい」とリベンジを誓った。 今月には「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」も受けた。この手術では、23年6月に「左肩関節鏡視下クリーニング術」と同時に「左尺骨短縮術」を受けた際に埋め込んだチタンプレートを除去。12月中にキャッチボールを再開し、来年2月の春季キャンプでブルペン入りすることを目指している。 来季へ向けては「いい時の自分を超えられるように」と宣言。続けて、「出てくるのが今年も遅かったので、早い段階で1軍の戦力になれるように。力が足りないことも、思ったよりというところもあったので。足りないと思った部分を補って戦力になれたら」と意気込んだ。