初日からキャンプさながらの猛練習 新井カープ 秋季練習スタート
広島カープは、10月16日(水)からマツダスタジアムで秋季練習がスタート。来シーズンの巻き返しへ向け、組まれた初日の練習は5時間を超えるハードなメニューでした。 【写真を見る】初日からキャンプさながらの猛練習 新井カープ 秋季練習スタート 午前10時、全体ミーティングの後、マツダスタジアムで再始動した新井カープ。ドミニカ練習生4人を含む投手16人・野手12人の合計28人で秋季練習がスタートしました。 野手最年長は 末包昇大 。投手でも 島内颯太郎・塹江敦哉 世代の若手中心のメンバー構成です。 全体アップを済ませると、“鍛錬の秋” がスタート。ポール間ダッシュを14本走り、さっそく苦悶の表情を浮かべます。 気温26℃、さらに強い日光に照らされたグラウンドで全員、汗びっしょり。あまりの暑さに水浴びする選手も… しっかり汗をかいた選手たちは、続いて投手と野手が混ざってノック。グラウンドには活気のある声が響き渡ります。 久々のチーム全体練習ということもあり、笑顔も多く見られた午前でした。 広島カープ 島内颯太郎 投手 「正直、きつかったですね。個人としてもですけど、チームとしてもまだまだレベルアップが必要だと思いますし、このBクラスで終わったというくやしさを持っていないといけないと思うので、このくやしい気持ちを持って、まずは練習したいですし、自分の足りないところと課題がいっぱいあるので、そういったところを一つずつつぶしていけたらいいなと思っています」 すでにヘロヘロな選手もいましたが、午後からは打撃練習。グラウンドと室内練習場、2つのチームに分かれて、コーチが選手にマンツーマン指導を行いました。 来シーズン、より長打を求める末包は、“踏み込み足” を意識したバッティングを練習。 さらに練習終盤には、新井貴浩 監督自らが 林晃汰 に打撃指導を行い、「体の軸の使い方」についてみっちりアドバイスを送りました。 そして練習のシメはロングティー。朝から動きっぱなしで疲れも見えていましたが、最後の力を振り絞り、力強いスイングでバットを振り込みました。