藤原竜也主演『全領域異常解決室』OP曲は清水美依紗、ED曲はTOMOO 楽曲入り新予告も
10月9日よりフジテレビ系で放送がスタートする藤原竜也主演の水10ドラマ『全領域異常解決室』のオープニングテーマを清水美依紗、エンディングテーマをTOMOOが担当することが決定した。 【写真】藤原竜也×広瀬アリス『全領域異常解決室』ポスター 完全オリジナルとなる本作は、脚本・黒岩勉、演出・石川淳一による本格ミステリードラマ。身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」という捜査機関が解決していく1話完結型ドラマだ。その扱う事件の対象は、まさに“あらゆる領域”におよび、「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」といった“超常現象”など、現代科学の常識では考えられない“異常”に挑んでいく。 全領域で起こる“不可解な異常事件”を解決へと導くスペシャリストの興玉雅を藤原が演じ、興玉が所属する「全決」に出向を命じられ、興玉とさまざまな“異常事件”に挑んでいく警視庁音楽隊カラーガード、通称「MEC(メック)」出身の警察官・雨野小夢を広瀬アリスが演じる。 本作のオープニングテーマは、清水の新曲「TipTap」に決定。清水が今回披露する楽曲は、自身初のジャジーなナンバーとなっており、どこか怪しげな雰囲気を醸し出しながらも、疾走感あふれる楽曲となっている。歌詞は、現代社会と自分自身への皮肉と期待を込めており、「善と悪」「愛と憎」に揺れ動く心情を表現している。清水は本楽曲について、「誰しもが持っている正反対の感情。表と裏。本当と嘘。その矛盾が人間らしさを出している」と語り、「歌唱するにあたり、その感情が嘘偽りのないように表現できるようレコーディングに挑みました」と想いも明かした。なお、楽曲は10月9日0時に配信が開始される。 またエンディングテーマは、TOMOOによる書き下ろし楽曲「エンドレス」に決定。本楽曲は、TOMOOの真骨頂とも言えるピアノ弾き語りを中心とし、限りなくシンプルにそぎ落としたサウンドと壮大な広がりを感じさせる仕上がりになっている。「人間は自分以上に人を思えたら幸せなんじゃないか」ということ考えながら書いたという歌詞は、“遺伝子の二重螺旋構造”から着想を得た、落とし所のない物事が交わることなく続いていくことへの葛藤や幸せを表しているという。今回のオファーについてTOMOOは、「タイトルから、一体どんなお話なんだろう?と思い巡らせられるドラマからお声がけいただいたことにびっくりすると共に、携われることへのうれしさにビリビリしました」とコメント。「ピアノと声を中心にじっくりと作り上げた曲になったので、ぜひ聴いていただけたらうれしいです!」と視聴者にメッセージも寄せた。 あわせて、本作のオープニングテーマとエンディングテーマがそれぞれ使用された新予告が公開された。 清水美依紗(オープニングテーマ)コメント オープニングテーマでの楽曲オファーについて オープニングが決まったと聞いた時は本当に驚きました。普段からミステリー作品のドラマや小説を見たり読んだりすることが多いので、今作の題材にも非常にひかれました。 オリジナルの新曲「TipTap」について 今回の楽曲を初めて聴いた時はすごくゾクゾクしました。誰しもが持っている正反対の感情。表と裏。本当と嘘。その矛盾が人間らしさを出していてすごく共感しステキだと思いました。歌唱するにあたり、その感情が嘘偽りのないように表現できるようレコーディングに挑みました。 特に注目してほしいポイント “死ぬまで踊りましょう”という歌詞の部分です。私の楽曲の中で、1番“生”を感じる歌詞なのではないかなと思います。キャッチーなメロディーの中にたくさん言葉が詰まっているのもこの楽曲の魅力です! 視聴者へのメッセージ ドラムやウッドベース、ブラスが生音なのでとても華やかなジャジーなナンバーになりました!どこか怪しげな雰囲気を持ちつつ、心も身体も躍らせる楽曲になっているのでドラマと一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。 TOMOO(エンディングテーマ)コメント エンディングテーマでの楽曲オファーについて タイトルから、一体どんなお話なんだろう?と思い巡らせられるドラマからお声がけいただいたことにびっくりすると共に、携われることへのうれしさにビリビリしました。後から伺った、ドラマに秘められたテーマにも共感してより一層頑張りたいと思いました。 書き下ろした「エンドレス」について 長らく自分の中にあった問いと、今回このドラマに出会ったことで、改めて向き合うことができ、形になっていきました。ひとつは、“はっきりとしたゴールや明らかな答えにたどりつかないのは、必ずしも悪いことではないのかもしれない”ということ。そしてもうひとつは、“人間は自分以上に人を思えたら幸せなんじゃないか”ということ。そんなことを考えながら書かせていただきました。ドラマのさまざまな機微と共鳴することができたらうれしいです。 特に注目してほしいポイント “満たされるよりも永く 触れるよりもたしかに”という歌詞は今の自分だからこそ、そしてこのドラマに出会ったからこそ歌えたフレーズな気がしています。歌詞のさまざまなところに伝わってほしいメッセージを散りばめたので、よければ全編通して聴いていただけたらとってもうれしいです。 視聴者へのメッセージ 私も一視聴者として”もういくつ寝ると”状態でドラマの放送を楽しみにしています。ピアノと声を中心にじっくりと作り上げた曲になったので、ぜひ聴いていただけたらうれしいです!
リアルサウンド編集部