健大高崎「機動破壊」で主導権 帯広農打線つながるか 交流試合・第5日の見どころ
2020年甲子園高校野球交流試合(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は第5日の16日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3試合がある。第2試合、帯広農(北海道)―健大高崎(群馬)の見どころを紹介する。 【がらんとしたスタンド】甲子園、いつもと違う夏 ◇第2試合(12時40分) 帯広農(北海道=北北海道1回戦敗退)―健大高崎(群馬=準優勝) ※左が一塁側、かっこ内は県名と独自大会の成績 昨秋関東大会覇者の健大高崎の投手陣を昨秋公式戦打率4割超の帯広農打線が打ち崩せるか。 帯広農は打線のつながりが鍵。巧打の千葉俊、俊足の井村らが出塁し、長打力のある水上らで還したい。投手陣は井村、千葉俊、水上の右腕3人でつなぎ接戦に持ち込みたい。 健大高崎はエース左腕の下は鋭いスライダーが武器、長身右腕の橋本拳も球威がある。「機動破壊」と呼ばれる攻撃的な走塁で、主導権を握りたい。