J1リーグ最高額はどこだ! クラブ市場価値ランキング2位。金額以上の選手の質! 元日本代表が大勢
明治安田Jリーグの2024シーズンが2月23日に開幕する。J1リーグで最も高い市場価値を持つのはどのクラブなのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出した最新版のJ1リーグクラブ市場価値をランキング形式で順位ごとに紹介する。※市場価値は2月19日時点。
2位:ヴィッセル神戸 監督:吉田孝行 2023リーグ戦成績:1位(21勝8分5敗) 総市場価値:1813万ユーロ(約25億3820万円) 最高額選手:武藤嘉紀 ヴィッセル神戸は悲願の初優勝を成し遂げた2023シーズンから主力を維持しつつ、選手層を厚くした。 チーム最高額は、昨季の優勝に大きく貢献した武藤嘉紀の180万ユーロ(約2億5200万円)だ。22得点7アシストで優勝の原動力となった大迫勇也は、33歳という年齢による下落もあって、90万ユーロ(約1億2600万円)の市場価値だが、リーグ屈指の前線であることに疑いの余地はない。 川崎フロンターレから新加入で、前線の複数ポジションを任せられる宮代大聖も90万ユーロの市場価値だが、こちらはまだ23歳と若い。昨季はやや伸び悩んだ印象があるだけに、神戸でさらに価値を高める可能性もあるだろう。 キャプテンを務める山口蛍も33歳でピーク時の200万ユーロ(約2億8000万円)に比べると市場価値は下がっているものの、90万ユーロは十分に高い評価と言える。齊藤未月がケガで長期離脱中であることもあり、井手口陽介(60万ユーロ=約8400万円)が加わったことも大きなプラスになりそうだ。 総市場価値で首位と大きな差がある神戸だが、昨季の主力が市場価値のピークを過ぎた元日本代表のベテラン勢ということで、戦力としてはもっと高く評価されてもいいかもしれない。近年お馴染みだったビッグネームの補強はなく、堅実にチーム力を高めた印象だ。
フットボールチャンネル