ドジャースのWS制覇、日本の熱狂ぶりに「自国選手への強い誇り」 米メディアも注目
米大リーグのワールドシリーズ(WS)は30日、ニューヨークで第5戦が行われ、ドジャース(ナ・リーグ)がヤンキース(ア・リーグ)を下し、4年ぶり8度目の制覇を果たした。ドジャースの4年ぶりの頂点に、米メディアも相次いで速報。また、大谷翔平、山本由伸の両選手が所属するドジャースの優勝が日本国内でも大きく取り上げられていることに対し、一部の米メディアからは「自国の選手への強い誇りがある」といった指摘もあった。 【画像】ドジャース中継のフジテレビ 金色の優勝テロップが物議「昭和感」「ダサい」「伝統ある」 米大リーグ機構(MLB)の公式サイトは、一時5点差のリードを許しながらも相手のミスに乗じて同点に追いつき、逆転勝利を収めたチームに「スーパースターが勢ぞろいし、歴史的意義も大きかったWSで、ドジャースはより基礎がしっかりしたチームであることを証明した」と戦いぶりを称賛した。 また、ドジャースの地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は「ドジャースは、長い間追い求めてきた黄金時代を証明した」と報じた。 一方、スポーツ専門局のESPN(電子版)は、日本国内で新聞号外が配布されたことに注目。「かつては良い投手しかいないとしか考えられなかったこの国にとっては大きな出来事」とした上で「今では、自国の選手たちが最高の選手の一人であるという事実に、強い誇りがある」と指摘した。