テキーラ蒸溜所が爆発炎上 従業員6人が死亡 2人負傷
テキーラ、メキシコ、7月25日 (AP) ― メキシコ中部ハリスコ州テキーラで7月23日、リュウゼツランから造られる蒸留酒の工場が爆発炎上、従業員5人が死亡したが、翌日になって救助隊がさらに一体の遺体を発見、死者は6人になり、負傷者は従業員2人となった。 地元の民間防衛隊員がXに投稿したところでは、6人目の遺体はゴミ捨て場に横倒しになっていた大型のゴミ箱の中で発見されたという。 テキーラ製造元は、爆発は従業員が保守作業中に起きたと発表している。 この爆発で、それぞれ23万リットルのテキーラが入ったタンクが2基損壊した。 首都メキシコシティの600キロ北西に位置するテキーラにあるこの蒸溜所は、メキシコで最も有名なテキーラ・ブランドのひとつホセ・クエルボ社が所有している。 テキーラの原料となるリュウゼツランの大農園に囲まれた、人口約4万人のこの自治体の生活は、テキーラの生産とそれが生み出す観光業を中心に回っている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)