シュロッターベックがドイツ代表に復帰…独公共放送局のニュース番組で“異例の公表”
ドルトムントのDFニコ・シュロッターベックが、ドイツ代表に復帰することが明らかとなった。 現在24歳のシュロッタ―ベックは2021年に初めてドイツ代表に選出され、カタール・ワールドカップや親善試合での日本代表との2戦など含む11試合に出場。しかし、昨年9月にユリアン・ナーゲルスマン体制となってからは選外が続いていた。 そんな中、ここに来てナーゲルスマン監督は同選手がチャンピオンズリーグ(CL)などで好パフォーマンスを披露し続けていることを受け、今夏のEURO(ユーロ)2024に臨むメンバーへの選出を決断。12日にドイツ公共放送『ARD』のニュース番組『Tagesschau』で伝えられた。 ドイツ紙『キッカー』曰く、選手1人の代表招集がニュース番組で明かされるのは異例。自国開催のEUROに向けた正式なメンバー発表を16日に控えるドイツサッカー連盟(DFB)だが、同紙によると、3月の親善試合前に新顔の招集などがリークされたことを受け、今後数日間自ら“情報の小出し”を続けるという。 なおシュロッターベックの選出により、同じく声がかかっていなかったドルトムントでの同僚マッツ・フンメルスや3月には久々に選ばれたフランクフルトのロビン・コッホのメンバー入りの可能性が低くなると見られるようだ。