ボッタス、リザーブドライバーとしてメルセデス復帰決定
【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMGは19日、離脱が決定したリザーブドライバーのミック・シューマッハに代わり、来季からバルテリ・ボッタス(35)が復帰すると発表した。フィンランド出身のボッタスは今季までザウバー(旧アルファロメオ)に所属していたが、独自動車大手アウディによるチームの買収が決まった中で契約が更新されなかった。 【特集】写真で振り返るF1ドライバーのビフォーアフター メルセデスにはルイス・ハミルトンのチームメートとして2017年から21年までの5シーズンにわたって所属し、計10勝を記録したボッタスは、「サードドライバーとして2025年からメルセデスファミリーに戻ることになり、これ以上ない喜びだ」「(チーム代表の)トト(・ヴォルフ氏)、(本拠地の英)ブラックリーのチーム、そしてスリーポインテッド・スター(メルセデスのシンボル)の皆さんが、温かく迎えてくれたことに感謝したい」とコメントした。 また、この3シーズンはドライバーズ選手権の成績が2022年は10位、23年は15位、そして24年はノーポイントの22位に終わっていた中で、「ここ数年間は厳しいものとなったが、まだF1に貢献できることがたくさんあると感じている」と語った。 メルセデスは来季、通算7度の選手権制覇を誇るハミルトンのフェラーリ移籍に伴い、ラインアップを変更する。ジョージ・ラッセルは残留し、イタリアの18歳アンドレア・キミ・アントネッリが新たに加わる。 F1で計7度の年間優勝を誇った元名ドライバー、ミハエル・シューマッハ氏の息子で現在25歳のミックは、2021年からハースで2年間を過ごした後、ここ2シーズンはメルセデスのリザーブドライバーを務めていた。【翻訳編集】 AFPBB News