スペイサイドの希少シングルモルト 「ロングモーン」が単独ブランドに ハイクラスな味わいを堪能する
ロングモーンの歩みを紹介
会場では、ペルノ・リカール・ジャパン スコッチウイスキーアンバサダーのサイモン・ダーヴェニーザ氏が、ロングモーンの歴史を紹介。今回登場した「ロングモーン 18年」と「ロングモーン 22年」の特徴を説明しながら、来場者を比較テイスティングに導きます。
熟成年数の違う、新たな2種類を試飲
ロングモーンは選び抜かれたアメリカンオーク樽またはホグスヘッド樽で長期熟成した希少価値のある製品のみリリースするブランドで、年に一度だけボトリングするシングルバッチを採用。毎年新しいバッチが登場するため、コレクション価値の高いウイスキーです。 今回登場した「ロングモーン 18年」はスペイサイドスタイルを忠実に再現した、フルーティーでクリーミーな余韻が印象的なシングルモルトです。 「ロングモーン 22年」は、洗練されたスペイサイドのクラシックスタイルが特徴で、甘くなめらかで深みがあり、長い余韻を楽しめるシングルモルトになります。
わっぱ弁当風のペアリングフード
さらに今回は、この日のために東京ステーションホテル総料理長が監修したペアリングフードが登場。「ロングモーン 18年」には「林檎のカラメリゼ入りフィナンシェ 土佐鴨のスモーク」と「鹿児島六白豚 ココナッツとトロピカルフルーツ風味焼き」を、「ロングモーン 22年」には「北海赤海老マダガスカル産バニラとレモン風味のマリネ 手毬寿司仕立て」と「フォアグラとヘーゼルナッツのプラリネ風味 ムースリーヌ いちじくのコンフィチュール バニラとオレンジの香り」を合わせることで、両銘柄の魅力やポテンシャルを余すところなく感じることができました。
現地情報満載のトークショーも
最後はこれまで100カ所以上のスコッチウイスキーの蒸留所を訪れてきた写真家の加藤秀氏が登壇。サイモン氏を相手に自ら撮影した写真をスライドで紹介しながら、ロングモーンの蒸留所やスペイサイドの魅力を自身の体験を交えながら語ってくれました。 ウイスキーの生産地として世界的にも有名なスペイサイドを代表するシングルモルトウイスキー「ロングモーン」。その素晴らしい味わいは、創業以来130年にわたって一度も蒸留所の稼働を止めずにウイスキーを作り続けてきた歴史が物語っているのです。 ロングモーン / ペルノ・リカール・ジャパン
石川博也