セ最多安打の行方は? トップは阪神・近本の156安打 ヤクルト22歳の長岡が直近3試合で8安打と猛追 中日の細川5戦連続安打中で追う
プロ野球もシーズン終盤を迎え、セ・リーグでは巨人が優勝マジック4へ。各チーム全チームが10試合以下となる中、タイトル争いも佳境。2年連続で激しい争いとなっているのが最多安打争いです。 【画像】ヤクルト夏場恒例の花火で珍事 選手スタッフ総出でグラウンドのゴミ拾い 現在トップは阪神の近本光司選手。6月は打率1割台と苦しみましたが、8月は月間39安打を重ね、打率.390と絶好調。9月も優勝争いをするチームのリードオフマンとして、現在7試合連続安打を継続するなど、ここまで156安打。最多安打となれば2021年以来2度目となります。 追い上げを見せているのがヤクルトの長岡秀樹選手。直近3試合で8安打を積み上げ、一気にトップに2本差へ迫りました。3年目の2022年には、守備の名手であるゴールデングラブ賞を受賞。5年目、22歳となった今季は、ここまで全試合出場で154安打、打率.288と飛躍を遂げています。初の打撃タイトルとなるのでしょうか。 また中日の細川成也選手は、直近5試合連続安打でここまで149安打。すでに昨季の131安打を超え、キャリアハイを更新する竜の大砲はどこまで迫れるのか。 昨季の最多安打争いは、最終盤までもつれ、DeNAの牧秀悟選手と阪神の中野拓夢選手が164安打で並び、2人が獲得。中日の岡林勇希選手は1安打差で逃しました。 残り試合は阪神と中日が5、ヤクルトが7となっています。 ▽セ・リーグ安打数※9月23日時点 1位 156 近本光司(阪神) 2位 154 長岡秀樹(ヤクルト) 3位 149 細川成也(中日)