富士山山頂で3人死亡 山小屋閉鎖、残雪…閉山中の登山の危険性 山梨県側の八合目付近で意識失い死亡したプロクライマーは病死か
閉山中の登山の危険性
世界遺産として人気の富士山には、閉山中でも多くの人が詰めかけている。 2024年5月の取材では軽装で山頂を目指す人もいた。また2023年9月には、閉山後に弾丸登山した19歳のアメリカ人男性が遭難し救助されている。2024年1月にも東京都在住の男性が登山で向かっていたとみられていて、行方不明者届が出されている。 静岡富士山ガイド協会の内田幸男ガイドによると、この時期の富士山はとても危険だという。登山者が少ないため、何かあっても気づかれなくて助けてもらえないこと、山小屋が閉鎖されているため避難できる場所がないなどの理由がある。 さらに、この時期の火口付近は特に危険だという。崖のようになっている場所に雪が積もっていて、そこに踏み入れると雪の塊ごと落下する恐れがある。富士山の山頂付近では200mほどの崖もあるという。 (「イット!」6月26日放送より)
イット!