「Horizon」に激似と話題のオープンワールドサバイバル『LIGHT OF MOTIRAM』、PS5でもリリース予定であることが明らかに
テンセントは、物議を醸しているオープンワールドサバイバルクラフトゲーム『LIGHT OF MOTIRAM』を、PCとモバイルだけでなくPS5でもリリースする予定であることを発表した。 「Horizon Zero Dawn」画像・動画ギャラリー Gematsuが報じたように、テンセントはWeiboおよびBilibiliの中国版PlayStation公式アカウントにて、PS5版のリリースを明らかにした。 テンセント傘下のPolaris Questが開発する本作は、「メカが闊歩する荒野」を舞台にした基本プレイ無料のサバイバルゲームだ。スクリーンショットやゲームプレイ映像を見る限り、終末後の世界を舞台にロボットの獣たちが登場するビジュアルスタイルが、ゲリラゲームズの『Horizon Zero Dawn』や『Horizon Forbidden West』に非常によく似ている。IGN USはテンセントとソニーにコメントを求めている。 そして今回、本作のゲームプレイをさらに紹介する7分間の新たな映像が公開された。「Destiny」でおなじみのゴーストが語りかけるオープニングを思い起こすような序盤を過ぎると、カプコンの「モンスターハンター」や、「ポケットモンスター」との類似性で同様に批判を受けたポケットペアの『パルワールド』から強く影響を受けたであろうゲームプレイが確認できる。 マルチプレイも可能な本作では、メカの動物を手なずけて育てることができる。拠点を建て、手なずけたメカに乗り、伐採や農業、クラフトを手伝わせることも可能だ。メカの動物は陸、空、水上の乗り物として機能し、戦闘や素材集めで役に立つ。 また、数多くのリアルなサバイバルシステムが用意されているという。「木は慎重に伐採しなければすぐに死んでしまいますし、シェルターは換気ができないと火を点けたときに窒息してしまいます。また、嵐のなかで金属の装備を着けていると雷に(幾度となく)打たれることもあります」とテンセントは説明している。「こうしたリアルな細かい要素は、プレイヤーにとって有利なものとして利用することもできます。例えば、雷のダメージで魚を感電死させれば、釣りの効率を簡単に上げることが可能です」 このようなマルチプレイのサバイバルゲームプレイは「Horizon」シリーズでは見られないものだが、本作のキャラクター、モンスター、世界観の見た目や雰囲気は否定のしようがないほど似ている。なお、ゲリラゲームズは「Horizon」のマルチプレイライブサービスゲームを開発中だ。『LIGHT OF MOTIRAM』は少しばかり踏み込みすぎているかもしれないが、全貌が明らかになるまではわからない。
Wesley Yin-Poole