「光る君へ」まひろ羽ばたく「源氏物語」ついに脱稿!ネット祝福「作者自ら聖地巡礼の旅」サブタイの意味
女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は今月24日、第45話が放送された。話題のシーンを振り返る。 【写真】賢子は俺の子…道長(柄本佑)苦悶の真意は? <※以下、ネタバレ有> 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となった。 第45話は「はばたき」。寛仁2年(1018年)、まひろ(吉高由里子)は最終巻「夢浮橋」(第54帖)を書き上げ、ついに脱稿。「源氏物語」が完成した。 第3部の主人公・薫君は想い人・浮舟から面会を断られる。 「小君(浮舟の弟)がいつ戻るのかと、お待ちなされていたのですが、このように訳の分からないまま帰ってきましたので、がっかりした薫の君は“かえってやらない方がよかった”などと様々思い“誰かに隠し置かれているのではないだろうか”と思い込んでしまわれたのは、自ら浮舟を捨て置いたことがおありになったから、とか、元の本には書いてあったのです」(心の声) まひろは筆を置き、息を吐く。「物語は、これまで」(心の声)――。 そして渾身の長編を藤原賢子(南沙良)に託し、藤原道長(柄本佑)に別れを告げて念願の旅へ。物語の舞台にした須磨や明石を訪れ、大宰府に到着した。 SNS上には「まひろ先生、脱稿おめでとうございます」「作者自ら聖地巡礼の旅」「須磨の海辺を走るまひろさん、大作を脱稿した女流作家が第二の人生へはばたく。よきシーンだった」「サブタイトルの『はばたき』。『源氏物語』を脱稿し、道長と別れて鳥籠から自由に羽ばたくまひろちゃんのことか」「まひろの旅立ちが唐突すぎると困惑する人は、脱稿した『夢浮橋』のあらすじを調べてほしい」などの声。反響を呼んだ。 次回は第46話「刀伊の入寇」(12月1日)が放送される。