[山口県]「山口県に恩返しを」バドミントン宮崎友花選手が決意 日本A代表、アクト西京入団内定会見
西京銀行(周南市)の行員でつくる女子実業団バドミントンチーム「ACT SAIKYO(アクト西京)」は23日、来年春から加入が決まった柳井商工高3年で、現在日本A代表の宮崎友花選手(18)の入団内定会見を開いた。11月に開幕する今季から試合に出場でき、「山口県に恩返ししたい」と決意した。 大阪市出身で、中学進学で柳井市へ。周南市であった会見では地域の支えへの感謝をかみしめ、「山口県で多くを学んだ。アクトでもっと上の目標に挑戦を」と強調。トップチームから多くのスカウトを受けた中で、地域への感謝が入団の後押しになったとした。昨年チームに入団した。同高出身の田口真彩選手から「一緒に頑張ろう」とエールも受けたという。 目標として2028年ロサンゼルス五輪での金メダル獲得と、チームへの貢献を挙げた。高校2年時からA代表入りしてトップ選手の練習の質や一本のミスへのこだわりなどを学んでいるといい、4年後に向けて「疲れると体が崩れてしまう面がある」などとプレー面の課題を見据えた。 同席した松岡健頭取は「バドミントン界の宝。全力で支えたい」と話した。 宮崎選手は11月2日に山口市で開幕戦を迎える国内最高峰のS/Jリーグに参戦する。チームではシングルスに専念予定という。