北海道【余市・仁木のとっておきレストラン】国内外からファンも!地元の食通が推す最旬美食処3軒
旅行先として常に人気の北海道。最近注目を集める余市・仁木のとっておきの美味処を、地元の食通の方々に教えていただきました。
Aperçu by NIKI Hills Winery(アペルシュ・バイ・ニキ・ヒルズ・ワイナリー)[仁木町] 倉富 宗さん(「Yoichi LOOP」ソムリエ)おすすめ
■物語のある料理と、自社ワインのペアリングが秀逸 仁木町の小高い丘の上に広がる「NIKI Hills Winery」内にあるフレンチレストラン。「リーガロイヤルホテル大阪」の「レストラン シャンボール」などで研鑽を積んだ、永井尚樹シェフの洗練された料理と、同ワイナリーのワインとのペアリングを目的に、国内外から多くのゲストが訪れています。 「永井シェフは、季節感やテロワールからインスピレーションを受け、自ら創作した詩をもとに、メニューを組み立てるという独自のアプローチで、ストーリー性のある世界観を創り出しています。その料理は、世界的に評価される自社ワインとともに、"非日常の世界"へと連れていってくれます」と倉富さん。 今年で創業10周年を迎える同ワイナリーでは、8月31日に周年記念イベントを開催。バックビンテージや国際ワインコンクール入賞ワインなどを味わうことができます。 <写真>野菜だけで完成させるシグニチャーディッシュ。仁木町近郊のほか北海道産を中心に約40種類もの野菜を、焼く・蒸す・煮るなど素材ごとに調理法を変えながら盛り付ける。
【Aperçu by NIKI Hills Winery】 北海道余市郡仁木町旭台148-1 NIKI Hills Winery内 営業時間/12時~、18時~(一斉スタート) 不定休 昼コース8,250円、夜コース19,800円(ともにサ別) ワインペアリング昼5,500円(4~5種類)、夜9,900円(6~8種類)。ハーフペアリングあり ※3日前までの要予約
Qunpue(クンプウ)[余市]
■地元の生産者も通う、余市ワインを昼飲みで楽しむ 「店を始めたのは、余市産のワインを近くで応援したいという気持ちから。当時は、余市産ワインを地元で気軽に味わえる店がほぼありませんでした」と話すのは、2021年に「Qunpue」をオープンした新居真美さん。 新居さんは埼玉県出身で、ニセコのホテルでソムリエとして活躍していた方。店名は、新居さんがソムリエ時代に感じた、余市ワインの味わいや畑をイメージさせる「薫風」から発想を得たそう。 「地元のワイン関係者から絶大な信頼があり、カジュアルながらも、稀少な余市ワインのラインアップではどこにも負けないお店です。余市ワインファンにとって穴場的な場所です」と倉富さん。「ドメーヌ・タカヒコ」の「ナナツモリ ブラン・ド・ノワール」が常時飲めるのは余市でもここだけ。余市ワインの案内所的な役割も果たしています。グラス1杯から飲めるワインは余市産が中心。ほかに北海道や海外など新居さんのおすすめの味が揃います。 <写真>新居さんが手作りする人気メニューの「キッシュロレーヌとおつまみ盛り合わせ」1,300円。