厚木市文化会館、2025年1月にリニューアルオープン 耐震化が完了
厚木市文化会館(同市恩名)が改修工事を終え、来年1月5日にリニューアルオープンする。大ホール天井の耐震化や客席の一部への難聴者支援設備導入、外壁のれんがタイルの補強などの工事を行った。 【写真で見る】厚木市文化会館の入り口上部軒下の巣から飛び立つヒメアマツバメ(佐藤信敏氏撮影) 同館は1978年に開館。鉄筋コンクリート地下1階、地上6階建て、延べ床面積約1万1300平方メートル。2004年に大規模改修を実施したが、老朽化してきたため今回の改修となった。民間資金活用のPFI方式で改修を行い、工事費は約48億400万円。 東日本大震災を受けて改正された建築基準法に適合させるため、大ホールの天井を耐震化。補強材を取り付けるとともに、天井材と壁面との接合部に細い隙間を設けることで、揺れに伴う破損を減らすよう工夫した。
神奈川新聞社