【クリスマスイブ】多彩なイベントで県内各地に笑顔とにぎわい…片や物価高騰で苦心の洋菓子店も(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
(園児の歌声) 「僕らの保育園にサンタがやってくる~やった~」 クリスマスイブの24日。静岡・牧之原市の保育園では、クリスマス会が開かれ、ホールにはクリスマスツリーのほか園児たちが作ったクリスマスブーツが飾られていました。そして、園児たちがクリスマスソングを歌うなどして楽しんでいると…。 (サンタ登場に沸く園児) 「わ~サンタさんが来た~」 突然のサンタクロースの登場に園児たちは大興奮。サンタさんからのプレゼントは、年末年始に家族で遊べるカルタやパズルなど。子どもたちは喜んでプレゼントを受け取っていました。 (園児) 「プレゼントもらえて、うれしかった」 (園児) 「サンタさんが来るのが、ドキドキした」 園児たちはサンタさんと一緒に楽しい時間を過ごしていました。 子どもたちに人気のサンタクロース。裾野市の「サファリパーク」では… (富士サファリパーク 職員) 「それではパレード出発します」 「サファリパーク」では、クリスマスにちなんでサンタクロースにふんした職員が、スカーフやリボンで着飾ったミニチュアホースやポニーと行進する動物パレードが25日まで開催され、訪れた人たちを楽しませました。 牧場を出発した隊列は園内を進み、芝生広場に着くとクリスマス仕様に飾られた馬車やソリの前に整列して、入場客とふれあったり子どもたちと一緒に写真を撮ったりしていました。 (富士サファリパーク 職員) 「いっぱい、いっぱい撮っちゃいます。はいOKですかね」 (訪れた人) 「すごく可愛いです。サンタさんと馬がいっぱいいて、子どもたちも喜んでいます」 (訪れた人) 「馬の頭をなでたり、馬とサンタさんと写真を撮ったり、すごく緊張したけど撮れてうれしかった」 また、サンタクロースから子どもたちにプレゼントが配られました。園がある裾野市では、時々雪がちらついて、ホワイトクリスマスに…。子どもたちは馬とふれあって貴重な体験をしていました。 そして、クリスマスに欠かせないのがケーキ。浜松市内の洋菓子店では朝から、クリスマス用のケーキ作りに追われて大忙し。この店に入ったクリスマスケーキの予約は600件余りで、約1000個のケーキを作る予定だということです。しかし、2023年に続き2024年も、物価高の影響でイチゴなど様々な材料の値段が上がりました。その中で特に上がったのが…。 (ボンボニエール 鈴木 貴之 代表 ) 「チョコレートは数年前と比べて3倍とかになっているので」「そろそろ万策尽きた感じで、値上げで対応するしかない。味を下げたくなかったので…」 この店では、チョコレートケーキを2023年より1割ほど値上げしたということですが、それでも、イチゴを使ったケーキについては、企業努力で値段を例年通りに抑えて販売しているということで、店の苦労はしばらく続きそうです。 各地で様々なクリスマスイベントが行われています。ここは、日本一早いスキー場として有名な裾野市の野外スキー場。12月19日から25日までの期間中に、ワンポイントでもクリスマスにちなんだ仮装をすると、入場料が割引になるキャンペーンを実施して、クリスマスムードを盛り上げようとしています。 一方、静岡市清水区の「エスパルスドリームプラザ」。施設を訪れてた人に今年のクリスマスの過ごし方を聞いてみると…。 (訪れた人) 「きょうはとりあえずチキンを食べたりはする」「きょうの夜サンタさんが来てどうなるかだね」 (訪れた人) 「クリスマスマーケットに行きたいなと思っている」 (訪れた人) 「プレゼントの交換会を家族でやったりします」「いままでで一番の楽しいクリスマスにしたいです」 施設内では、「アイススケートリンク」が12月オープン。スケートリンクは2024年で4年目を迎え、夜は、イルミネーションを見ながら滑ることができるのが最大の魅力となっています。 (スケートをしている人) 「ちょっと難しいですね」 (スケートをしている人) 「初めて子どもが(スケートを)やるので、雪も全然降らないから」 「アイススケートリンク」は、2025年2月24日まで開催され、2024年は、多くの若者に楽しんでもらおうと、中学生から大学生を対象にキャンペーンを実施していて、学生証を提示すると貸し靴が無料になります。 2024年も残り一週間。皆さんはこのクリスマスをどう過ごしますか?