デイジー・リドリーが流木に横たわる 『時々、私は考える』ティザービジュアル&予告編
7月26日に公開されるデイジー・リドリーが主演・プロデュースを務めた映画『時々、私は考える』の予告編とティザービジュアルが公開された。 【写真】場面カット 2023年サンダンス映画祭コンペティション部門に正式出品された本作は、2019年に発表され、各国の短編映画祭で数々の賞を獲得した同名短編映画を長編映画化した人間ドラマ。ポートランドからほど近く、『グーニーズ』の舞台としても知られるオレゴン州アストリアの閑散とした港町で繰り広げられる人間讃歌の物語だ。『スター・ウォーズ』シリーズや『オリエント急行殺人事件』で知られるリドリーが主演を務めた。 人付き合いが苦手で不器用なフラン(デイジー・リドリー)は、会社と自宅を往復するだけの静かで平凡な日々を送っている。友達も恋人もおらず、唯一の楽しみといえば空想にふけること。それもちょっと変わった幻想的な“死”の空想。そんな彼女の生活は、フレンドリーな新しい同僚ロバートとのささやかな交流をきっかけに、ゆっくりときらめき始める。順調にデートを重ねる2人だが、フランの心の足かせは外れないままで……。 公開された予告編では、フランの静かで平凡な日常、不器用さがうかがえる同僚との会話、そして突如訪れた新しい同僚のロバートとの出会いを通して彼女の生活はとたんにきらめきだす様子が映し出されている。 あわせて公開されたティザービジュアルでは、フランが浜辺に積み重ねられた流木に交じり横たわる様子が描かれている。これは劇中でフランが空想する幻想的な“死”のワンシーン。人付き合いが苦手で不器用なフランは、いつもこうした少し変わった空想を頭の中で繰り広げ、他人と一線を引いている。そんな彼女にある日ささいな出会いが訪れ「時々、現実は空想よりも苦くて、愛おしい」というコピーが示唆するように、現実に生きることの魅力を知っていく。
リアルサウンド編集部