【フィギュア】愛称「みゆスティン」新ペア柚木心結、トリスティン・テイラー組が演技初披露
<フィギュアスケート:西日本選手権>◇2日◇第1日◇愛知・日本ガイシアリーナ◇ペアショートプログラム(SP) 柚木心結(ゆのき・みゆ)、トリスティン・テイラー組(アイススターFSC)が初めて競技会に参加し、ショートプログラム(SP)50・59点で2位発進となった。 結成は今年7月下旬。ペアとしてはまだ若いが、スロー3回転サルコーやツイストリフトなどで得点を重ねた。演技後、柚木は目に涙を浮かべてテイラーの胸に抱きつき「戻って来れて良かった」と安堵(あんど)の表情。「最後のステップは特にいろいろ込み上げてきちゃって。ここまでたくさんの方が支えてくれたので、感謝の気持ちとうれしさとでいっぱい」と明るい声を響かせた。 柚木は、22年に前パートナーの市橋翔哉とペアを解消。その後相手探しに苦しんだが、約2年かけて、ようやく新たなパートナーと巡り合った。愛称は「妹がつけた名前は『みゆスティン』」とにっこり。 今後は「見てる人が見て良かった、感動したと思ってもらえるような演技」を目標に、技を磨いていく。 首位は長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)で57・54点だった。