【ラグビー】国代表資格の条件が変更。「5年継続居住」の要件なくなる。
国際統括団体ワールドラグビーは、『競技に関する規定第8条「国の代表チームでプレーする資格」』の改正に関して8月13日に声名を発表した。 この改正により、2024年8月1日以降は従来規定されていた、60か月(5年間)当該国に継続的に居住するという要件がなくなった。 これまで、代表資格を規定した条項8.1の中で、“純粋、かつ、密接で、信頼できる、また、確立された繋がりを有する国の協会”の代表チームでプレーする条件の一つを条文(c)に「プレーする時点の直前の60か月間継続して当該国を居住地としていた」と定めていた。 この条文(c)が「プレーする時点の直前の60か月間継続して当該国の協会もしくはラグビー団体のみに登録されていた」という内容に変更され、60か月途切れなく当該国に住み続けるという要件がなくなった。 条文の修正は2023年10月のワールドラグビー評議会での承認を経て、2024年8月1日から全体に適用された。 この変更により、日本では5年以上国内チームで継続的にプレーするCTBマイケル・リトル(神戸S)、SOサム・グリーン(静岡BR)らが代表資格を得たことになる。 日本代表のエディー・ジョーンズHCは、今のところ新しく代表資格を得たプレーヤーの招集に関する明確なプランを示していないが、選択肢が増えたことは間違いない。 【お詫びと訂正】掲載当初、代表資格を得た選手としてマイケル・ストーバーグ選手を挙げましたが誤りでした。お詫びして訂正いたします。