DeNA・大田泰示が引退会見「後悔はありません」
DeNA・大田泰示外野手(34)が18日、横浜市の球団事務所で記者会見を行い、今季限りでの現役引退を正式表明。「悔いとか後悔はありません。多大なご声援をいただいたことに本当に感謝しています」と語った。 【写真】巨人時代の大田泰示外野手 広島出身の大田は2009年に神奈川・東海大相模高からドラフト1位で巨人に入団。16年オフにトレードで日本ハムへ移籍し、17年から4年連続2桁本塁打を放った。21年オフに日本ハムを自由契約となり、DeNAに加入。16年目の今季は1軍での出場機会がなく、戦力外を告げられていた。 大田が「大きなターニングポイント」と振り返ったのが日本ハムへの移籍。北の大地で才能が開花し、当時の栗山監督から「思い切って野球をやってくれ。楽しくやってくれればいい」と声をかけられたという。日本ハムではレギュラーとして活躍し「プロ野球選手って楽しいなと思えた」と回顧した。 「新たなステージに向かってがんばります」と大田。今後については「野球界に還元できるような活動ができれば」と前を見据えた。