【C大阪】7戦無敗で5位浮上、小菊監督が浪速のジョー上門知樹絶賛「潤滑油として素晴らしい」
<明治安田J1:C大阪2-1名古屋>◇第21節◇30日◇ヨドコウ セレッソ大阪が、1点差で名古屋グランパスに競り勝った。 これで2連勝&ホーム3連勝となり、7戦無敗(4勝3分け)で前節7位から5位に浮上。首位FC町田ゼルビアとは勝ち点8差のままだが、2位鹿島アントラーズには同3差に詰め寄った。 試合後の小菊昭雄監督(48)との主な一問一答は次の通り。3試合連続で先発した“浪速のジョー”ことMF上門知樹(うえじょう・さとき、27)を絶賛した。 -試合の総括を 小菊監督 我々の目標を達成するためにも、勝ち点3が必要な試合だった。先制点、ここ数試合の課題だった追加点を取れたことが、1つ大きな勝因。連戦で湿気の多い中、全員がハードワークして素晴らしい守備をまっとうしてくれたことも、もう1つ勝因。 -FWレオ・セアラ、MFルーカス・フェルナンデス、MFカピシャーバのブラジル人3選手が2得点を生み出した 小菊監督 ブラジル人選手がそれぞれの強みを発揮していることが今、チームの調子がいい大きな要因。攻撃だけではなく、私は守備のタスクも強く求めている。守備ができなければ、攻撃に特長がある外国籍選手でも、試合に出さないことは伝えている。日本人選手も含めて、そのタスクをまっとうするように伝えている中、彼らも自由と規律、攻守のバランスをとってプレーしてくれている。さらに上を目指すためには、彼らのパフォーマンスは必要不可欠だと思う。 -日本人選手との連係や融合は 小菊監督 特にジョー(上門)が、潤滑油として素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた。ブラジル人3選手が輝いた大きな要因だったと思う。守備の場面でも、彼ら3選手が前がかりに行こうとした時、ジョーがうまくボランチとの距離感を計り、締めるタイミングを配慮して、バランスをとってくれた。その意味ではジョーの運動量、ポケットへのランニングがあったからこそ、彼らのパフォーマンスにもつながったと思います。