『八犬伝』が初登場1位に。『劇場版 ACMA:GAME』ほか新作5本がランクイン【映画動員ランキング】
10月25日(金)、26日(土)、27日(日) の全国映画動員ランキングは、『八犬伝』が初登場1位を獲得した。 【全ての画像】動員ランキングの作品画像(全10枚) 『南総里見八犬伝』の世界と、滝沢馬琴・葛飾北斎の世界が交錯する、山田風太郎の同名小説を映画化したファンタジー時代劇。江戸時代の人気作家・滝沢馬琴が友人の絵師・葛飾北斎に、呪いを解く運命に導かれた剣士たちの物語を語っていく。監督は曽利文彦。主演は役所広司。共演は内野聖陽、土屋太鳳、磯村勇斗、黒木華、栗山千明、寺島しのぶら。 1位の座を明け渡した『室井慎次 敗れざる者』は2位、続く『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』も3位と上位をキープしている。 4位は、初登場の『劇場版 ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』がランクイン。 2024年にTVドラマが放送された、原作・メーブ&作画・恵広史による漫画『ACMA:GAME』を劇場映画化。謎の組織によって父を亡くし、世界を掌握する悪魔の鍵をすべて破壊するために旅を続ける青年が、古代遺跡で最終決戦に挑む。監督は、ドラマに引き続き佐藤東弥。主演は間宮祥太朗。共演は田中樹、古川琴音、竜星涼、嵐莉菜ら。 公開10週目に突入した『ラストマイル』は、5位へと順位を下げたが依然好調。 今週はそのほか新作3本がランクイン。8位には、『ゼンブ・オブ・トーキョー』がランクイン。高校生活の一大イベント、修学旅行で、東京のすべてを楽しもうと計画を立てた班長と、東京行きに対し異なる思いを胸に秘めた班のメンバーを描く。出演は正源司陽子、渡辺莉奈、藤嶌果歩、石塚瑶季、小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月ら11人の日向坂46四期生が務める。 9位は、『がんばっていきまっしょい』。第4回坊っちゃん文学賞大賞に輝いた、敷村良子の同名小説を劇場アニメ化。転校生の熱意をきっかけに、廃部だったボート部が復活。練習に励む少女たちの青春を描く。監督は、『花とアリス殺人事件』のCGディレクターを担当した櫻木優平。声の出演は雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美ら。 そして10位には、『トラップ』がランクイン。M・ナイト・シャマラン監督が仕かける予測不能なサスペンス。娘を溺愛する父親と指名手配中の切り裂き魔、というふたつの顔を持つ男を描く。出演は『オッペンハイマー』のジョシュ・ハートネット、アリエル・ドノヒュー、サレカ・シャマラン、ヘイリー・ミルズら。 今週は『ヴェノム ザ・ラストダンス』『十一人の賊軍』『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』などが封切られる。
全国映画動員ランキングトップ10
1位『八犬伝』 2位『室井慎次 敗れざる者』 3位『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』 4位『劇場版 ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』 5位『ラストマイル』 6位『侍タイムスリッパー』 7位『JUNG KOOK: I AM STILL』 8位『ゼンブ・オブ・トーキョー』 9位『がんばっていきまっしょい』 10位『トラップ』