センバツ高校野球 甲子園へ「精進」 ２１世紀枠・東海地区候補 帝京大可児を表彰 ／愛知
来春の第９６回選抜高校野球大会（日本高野連、毎日新聞社主催）の「２１世紀枠」の東海地区候補校に選ばれた岐阜県の帝京大可児で１４日、伝達表彰式があった。部員たちは「甲子園でも十分に戦えるチームになるよう精進する」と力を込めた。 帝京大可児は昨夏、今夏の県大会で甲子園まであと一歩に迫り、新チームになってからも投手を軸にした堅守を見せている。大会で上位進出を重ねているうえ、国立大学への進学実績もあるなど文武両道を目指している点も評価され、愛知、三重、静岡の各推薦校も含めた選考で東海地区候補校に選ばれた。 岐阜県高野連の森川賢二会長から激励を受けた小野田聡史郎主将（２年）は「感謝の気持ちでいっぱい。地区代表としての責任と自覚を持つ」と語り、今秋の県大会でエースとして登板した山田隆太副主将（２年）は「ミスをなくし、隙（すき）を見せないチームになるよう練習する」と抱負を語った。 地区候補校は全国９校あり、来年１月２６日の選考委員会で甲子園に出場する２校を選ぶ。【黒詰拓也】
