「スピード、推進力がある」

開幕から２戦連続でスタメン出場した大卒ルーキーの濃野。写真：永島裕基

　鹿島アントラーズなどで活躍した元日本代表DFの名良橋晃氏が３月５日、自身のYouTubeチャンネルで鹿島の大卒ルーキーである濃野公人について語った。 【動画】名良橋晃が鹿島×C大阪を語る！ 　関西学院大出身の濃野は、１年目ながらJ１第１節の名古屋グランパス戦（３－０）でスタメンに抜擢。２節のセレッソ大阪戦（１－１）でも先発で、フル出場を果たした。早くも右サイドバックのポジションを掴みつつある。 　そんな22歳を、自身も右SBが主戦場だった名良橋氏は「攻撃ではスピード、推進力がある。ルーキーとは思えない。堂々としている」と高く評価する。 　 　また、C大阪戦の最終盤に披露したプレーに注目。１－１で迎えた90＋２分、セカンドボールをダイレクトで前線に送った濃野は、そのまま前進してボックス内でギリェルメ・パレジのクロスに反応。シュートを狙ったものの、惜しくも合わせられなかった。 　この場面の果敢な攻撃ぶりを、元日本代表DFは「内田篤人さんより正直、名良橋晃っぽかった。あの時だけは」と振り返った。 　そして、２試合を通じて「良い入りはしているのではないか」と称えた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部