アメリカ偉人伝!【ウディ・アレン】映画を変えたレジェンドの真実の姿とは!?
多くの名作を世に送り出してきた!
1977年公開の映画『アニー・ホール』の場面写真。アレンが独自の作風を確立した作品で、今なお多くのファンに愛される。ダイアン・キートンが見せた着こなしは、“アニー・ホール・ルック”といわれるほど流行した。
1979年公開の映画『マンハッタン』の場面写真。アレンの愛するNYを舞台に、モノクロの映像で綴られる物語。作中を彩るガーシュインの音楽も素晴らしい。
ジャズプレイヤーとしての別の顔ももつ!
ジャズ・クラリネット奏者としての腕前は一流。彼が率いるバンドの欧州ツアーを追ったドキュメンタリー映画も公開されている。
ウディ・アレンの歴史
映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(2019年)では、ワインスタイン事件とアレン自身の疑惑を受け、全米で上映が無期限延期。出演していたティモシー・シャラメがギャラを受け取らず、全額寄付するという事態に発展した。
映画公開情報/儚くも美しい人生を描く新作映画が公開間近!
ウディ・アレン監督による映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』が公開。国際映画祭を舞台にしたロマンチック・コメディで、彼がこよなく愛するヨーロッパ映画へのオマージュも随所に織り交ぜられる。 『サン・セバスチャンへ、ようこそ』 脚本・監督:ウディ・アレン 出演:ウォーレス・ショーン、エレナ・アナヤ、ジーナ・ガーション 2024年1月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開 配給:ロングライド
教えてくれたのは [モーリー・ロバートソン] Morley Robertson
1963年、NY生まれ。日米双方の教育を受け、東京大学とハーバード大学に現役合格。現在はタレント、国際ジャーナリスト、音楽家、DJとして各方面で幅広く活動している。最近はモーション・グラフィックスなどの映像加工にハマり中。
この偉人になりたい度数【0/100】彼になってみるより偉大な過去を称えたい
「本当に素晴らしい人物だとは思います。終わった時代の人として過去を偲んだり、夢想したりするのはいいけれど、彼になってみたいかといえば、残念ながらゼロです」 ※雑誌『Safari』2月号より
文=野中邦彦