尼崎市内の小中学校、天井などにアスベスト…健康被害なし
兵庫県尼崎市教育委員会は26日、市内の小中学校3校の天井などに使用された吹き付け材にアスベスト(石綿)が含まれていたと発表した。児童生徒らの健康被害の報告はないという。
市教委は10月、建て替え工事の事前調査中だった市立下坂部小の4か所でアスベストが含まれた吹き付け材が使われていたと発表した。これを受け、全67市立学校・園で調査していた。
今回判明したのは、上坂部小東校舎の視聴覚室や理科室、第2音楽室など7か所の 梁はり 、小田北中南校舎の階段の天井、南武庫之荘中北校舎の東階段の天井。空気中の濃度は4校とも国の基準値以下で、安全だという。