使い終わった教科書、どうする? スッキリ新年度を迎えるための保管・処分ルールとは
子どもの教科書は意外に大量! 使い終えた教科書の扱いに困ることはありませんか? とりあえず取っておいたものの、部屋中に溢れかえってしまったり、せっかく取っておいたのに1回も見直さなかったりしてモヤモヤすることも多いですよね。学習に支障がない教科書の保管・処分ルールについて、考えていきましょう。
教科書の保管・処分、みんなどうしてる?
かさばる古い教科書をなんとかしたい……と思いつつも、子どもの学習の基礎となる教科書を捨てるのはなんとなく気が引けてしまうもの。 とはいえ、全ての教科書を保管しておくというのも収納スペースや見直し頻度を考えれば難しいですよね。 保護者のかたに使い終わった教科書をどうしているか、アンケートを取りました。※ 「1年間保存したあとに処分」が最も多い結果に。また「全て取っておく」というかたも24%いるようです。 大切なのは、お子さまの学習状況や自宅の収納状況に合わせて、我が家なりの保管・処分ルールを決めるということ。代表的な3つのパターンを参考に、ご家庭のルールを考えてみましょう。 パターン1:前の学年の教科書は次の1年も保管。その後、処分 パターン2:予め収納スペースを決めて、そこに入る量のみを厳選 パターン3:振り返る可能性の一番高い算数と苦手科目のみを選んで保管 パターン1は、最もオーソドックスな方法ですがある程度のスペースの確保が必要となるのが難。パターン1では難しいという場合は、パターン2、パターン3の運用を検討するのがよいでしょう。 なお、保管しておく際は、なるべく取り出しやすいところに保管するのが基本。前の学年のものだから……と、クローゼットの奥底や段ボールの中に保管することは避けましょう。確認したいときにすぐに確認できないため、結局一度も手に取らないことになりかねません。
教科書でなく、要点確認用の参考書を使うのも手!
使い終えた教科書を保管しておきたい理由は、何でしょうか? 「苦手やわからないことが出てきたときの振り返りや復習に活用したい」というのが大きいですよね。 教科書は、学習に当たっての「基本のキ」であるため、振り返りや復習には適しています。とはいえ、授業で先生が解説することを前提に作られているため、必ずしも丁寧な解説があるとは限りません。 そのため、使い終えた教科書の収納場所がどうしても足りない場合などは、教科書の代わりに要点確認用の参考書を準備するというのもおすすめです。科目ごとや単元ごとに要点がまとまったものもあれば、学年ごとに全科目の要点が1冊にまとまっているものなどバリエーションも豊富。書店でお子さまに合うものを探してみるのもよいでしょう。