“やばぁ、すげー”だけじゃない 解説・瀬尻稜「スケボーを続けられる環境が続いてほしい」真剣トーンで語る
◇パリオリンピック2024 スケートボード男子ストリート決勝(大会4日目=日本時間30日、コンコルド広場) 【画像】試合前、コンコルド広場で黙々と錬士委をしていた堀米雄斗選手 スケートボード男子ストリートでは、堀米雄斗選手が大逆転勝利で五輪2連覇を達成。解説を務めた瀬尻稜さんは試合後、今後のスケボー界についての思いを真剣に語りました。 日本時間30日、スケートボード男子ストリート決勝の解説を務めたのは、東京五輪の解説で“ゴン攻め”“ビッタビタ”が話題となり、その言葉が新語・流行語大賞トップ10にも入った瀬尻稜さん。今大会も”やばぁ”や”すげー”などの独特な言い回しで技を解説。 SNSでもフランクな解説で話題となっていました。 しかし、すべての選手が競技を終え、スケボー界への思いについて聞かれた瀬尻さんは一転、真剣なトーンで「スケートボードってほんと自由なものだし、楽しみ方がいっぱいあって、こういうコンテストも最高だし、街中で映像を撮る人も最高だし、別に大会でなくても、撮影しなくてもパークで楽しく滑るのも最高だし、一人で滑ってもみんなで滑ってもいいし、自由なところがスケボーのいいところ」と競技の魅力を口にしました。 さらには、「何かが良い悪いではない。本当にスケボーが好きな人ってそういうスケボーの楽しいところを何かしら自分で見つけて、ひそひそと楽しんでいるんですよ。だから本当にスケボーが好きな人がずっとスケボーを続けられる環境が続いてほしいなって思います」とスケボー界への思いを口にしました。